去年、書いたMP3HDというMP3の拡張規格。
圧縮率を高めながら、音質を最高レベルに近い状態で取り扱えるようにする。
それで、MP3HDの規格が発表された当時、Tomsonという人がコマンドプロンプトで圧縮と展開が行えるソフトウェアを作って、世界中に広まったのが2009年。
数年前まで普通に入手できたソフトウェアなのに、今、入手しようとすると、ウィルスが入ったものばかり・・・。
辛うじて、2010年に作成されたバージョンアップ版を入手することができた。
そう、圧縮するのは良いけれど、MP3HDの音質で聴けないと意味がない。
そういう訳で、再生用のdecoderを探していた。
Linux版は直ぐに見つかったが、Windows版が見当たらない。
どうもMP3HDの規格を買収したようで、ソフトウェアの配布サイトが企業向けのサイトへリダイレクトされてしまう状態になってしまっている。
そして、肝心のTomson氏のサイトで入手可能?と思ってたどり着いたら、ドメインを売り払っているのか、何やらわからぬ宣伝サイトになっていた。
高圧縮するのは良いけれど、それで聴けないと意味がないのですよ、全く。
ソースネクストのMP3HD変換ソフトは、どうもWavなどのメジャーな音声ファイルしか対応していないみたいで、m4aファイルを変換しようとしたら、対応していないと怒られた。
そういう訳で、本当に変換対応しているのか怪しくなってきたので、
m4a ⇒ wav ⇒ MP3HD
という、別形式へ、わざわざ変換するというプロセスを経て変換できた。
きちんと圧縮してくれたので安心して眠れる。