アマチュア無線の免許取得 | 海の見える家

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努力して諦めなければ、必ず道があると信じて突き進みます。時を間違えなければ。頑張る時に頑張らなければ、努力は結実しないのです。

3級の免許を取得しました。

かれこれ、15年前になります。

取得しようと思ったのは、福岡西方沖地震で、携帯電話が全く使えなかったことで、情報ネットワークの脆弱性を身を以て知ったからでした。

(携帯のメールは通常通り使用出来たのは後日知りました。通信回線が別だということもこの時知りました。)

免許を取得するには、当然ですが、資格試験を受験して合格しないといけません。

そこで、過去問が収録してあるテキストの問題を解きまくりました。

何度も何度も。

問題と解答の位置を覚えるまで。

もちろん、問題の意図する意味も理解していました。

工学系の知識がないとアウトですね。

しかしながら、本番の試験で、私は、がく然としました。

何と、試験問題が、全てが過去問と一字一句違わず全く同じで、選択肢の不正解と正解の位置まで同じであったことです。

何たる怠慢かと思いました。

無線は、電波を利用するので、総務省の管轄です。

試験問題を制作する組織は、どうせ、天下りで構成されたどうでもいい財団法人なのだろうと思います。

もちろん、全問正解でした。

免許は取得しましたが、無線機の固有番号を総務省に申請して、初めて、唯一のコールサインが与えられるのです。

無線機が高い・・・。

無線機で話す相手もいないです。

そもそも、災害時等の緊急用に取得した免許ですから、用途が違うのです。

そもそも、用事もないのに、知らない相手と話したくありません。

無線局を開設して、ラジオのDJのようなことをしようかと思いましたが、声で誰がしているのか一発で判るのでやめました。

近所の人で、私が合格したのも知っていましたし・・・。

緊急用も含め無線の傍受は合法ですが、無免許および資格外の電波の利用は法律で禁止されています。

あまり強い電波を発信すると、ラジコンカ-が勝手に動いて、ストーブを倒して、その家が全焼した事件もありました。

くれぐれも違法なことはやめてほしいです。

法に則った上で、楽しんでもらいたいです。