iPS細胞で心筋をシート状に培養して初の手術 【大阪大学が国に治療法として申請】 | 海の見える家

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努力して諦めなければ、必ず道があると信じて突き進みます。時を間違えなければ。頑張る時に頑張らなければ、努力は結実しないのです。

「山中伸弥氏が研究開発されたiPS細胞で心筋をシート状に培養して移植する初の手術」と、今、ニュースでありましたが、1年以上前に、全く同じ内容で、「心筋が弱って血圧が極度に低い女性の心臓に、iPS細胞からシート状に培養および加工した心筋シートを心臓の表面に数枚移植して、術後、無事、その女性は通常通りの生活が送れるようになった。」と、確か、別のニュースで見ました。

今回は、国の認可を待ってということでしょうかね・・・。

では、1年以上前の女性の手術は、実用化に向けた臨床試験段階だったってことでしょうか。

まぁ、治療の幅が広がれば、過去に全く同じものを見たとか、どうでも良いことですね。

何はともあれ、自分の細胞で臓器が作れる技術は素晴らしいです。

拒絶反応が起きませんからね。ただ、山中伸弥氏が「がん化のリスク」もあるので、それをとても心配されていらっしゃって、懸念しているので慎重に進めてもらいたいと仰っていました。

そうそう、心臓の筋肉細胞(心筋細胞)は不思議な性質がありますね。

1つ1つの細胞で、拍動があるのは皆様、御存知だと思います。

それが、1つ1つを密集させて接合すると、それまでバラバラだった拍動が1つになります。振り子の共振現象のようです。

そして、心臓には、大きな神経が3つ走っていて、左側に大きな2本、右側に大きな1本が走っています。

どちらかの神経信号が、途絶えて、片方の拍動による伝導現象のことを「脚ブロック」といって、不整脈の原因ともされています。

私は、左脚ブロックです。数年前の検査後の心電図を見たら、一発で判りました。約1秒ほどかかって心臓全体に電気信号が伝導しているのです。だから、時々、右心房が強い拍動を伴って大きく跳ね上がる時があります。いわゆる、典型的な不整脈です。

やけに医師である実父が、脳の検査は、簡単な脳波のみで、心臓の様々な精密検査ばかりするなとは思っていました。(この実父は私の人生を狂わせた嘘を墓場まで持っていくと断言したので、私は人格面というより人として信用していません。)

「ホルター」と呼ばれる24時間、心電図を記録し続ける磁気レコーダー(テープレコーダー)を装着したこともありました。(今は技術の進歩でフラッシュメモリーにデータを保存するようになっているでしょう)

今でも、そうなのか判りませんが、睡眠時の最低心拍数が1分間に40しかなかったのです。これには、正直、驚きました。眠っているというより、仮死状態に近いのです。

私の場合は、最近の精密検査で、命に別状はないと判っていても、では、もう1つの神経信号が途絶えたら、ヤバイやん!?って思うのです。その時は、その時です。仕方がありません。

まぁ、こうして、ブログを書いている状態では普通に拍動してくれます。

左脚ブロックで心臓の機能が弱いと、通常の生活が送れないばかりか、ある数値が合致すれば、心筋梗塞の可能性が高まるのです。

不幸中の幸い、私は、これには該当していません。(今は)

心臓の拍動って、意識せずとも定期的にあるので、有り難いと思います。