Okinawa通信 ⇒ 伊都国つうしん -36ページ目

Okinawa通信 ⇒ 伊都国つうしん

2010年1月。30年以上住んだ東京から引越し、沖縄生活をスタート。
その沖縄に10年暮らし、『Okinawa通信』を書きました。
が、さらに、2019年10月末に、ここ、福岡市西区・糸島近くの
「伊都国(いとこく)」の地に。

伊都国つうしん 46


● 福岡市に越してきて 1年半、私のクルマはまだ沖縄ナンバーです。


   今年の初めだったか、沖縄市から登録変更の手続きを、という案内がありましたが、
   私は変更手続きをせず、沖縄ナンバーのままにしています。
   その理由は、のちほどお話します。


わが家すぐ近くの今津湾ビーチは、海水浴場でもありますが、
以前紹介したように、駐車場がありません。
唯一、ビーチの真ん中あたりにあるウィンドサーフィンのショップの所だけ、
メンバー向けに駐車場があり、メンバー以外では1日1000円の駐車料が必要です。



昨年の夏、ここ今津湾のウィンドサーフィンデビューをした時のこと。

その頃はまだメンバーではなく、行くたびに駐車料金を払っていたのですが、
(今はメンバーです。駐車場、艇庫、道具洗い場、シャワーが使えて、
 年間フィーが、以前の逗子時代よりうんと格安なのですぐメンバーに)

何人かのウィンドサーファーたちは私のクルマの沖縄ナンバーを見て、
「へぇ、沖縄から来てるの?」  と聞いてきます。


私は、遊びに来てるのではなく、こちらに越してきたことを話しながら、
「そういえばこちらでまだ沖縄ナンバーを見かけたことないなぁ ………」  と。

そうしたら、
「沖縄ナンバーなんて、超レアですよぉ」  と何人かから言われたのです。


確かに。
越してきて1年半、福岡市西区周辺、天神はじめ中心部、東側、そして糸島、唐津 ……
コロナ禍で遠出はできないものの、走ったかぎりで、まだ一度も、
私らのクルマ以外に沖縄ナンバーを見たことがないのです。



もっとも、沖縄からだとクルマは船で運ぶしかないワケだから、
ウチらのような理由がないと、確かに、沖縄ナンバーはあり得ないのかもしれない ……。



 

                     わが家の軽クルマ。
                     沖縄ナンバー。
                     きっとあちこち出かけた駐車場で
                     けっこう目立っているのだろう。




● ところで、なぜ沖縄ナンバーを変更しないのか。

    私は、税金は自分が住んでいる所に払いたい、と考えているニンゲンですが、
    車両税だけは、つまり、まだ沖縄市に払い続けているわけです。

    どうしてか。


クルマは当然、任意保険に入っています。
この保険料、沖縄は、本土に比べて安いのです。

その差を、保険会社の営業に聞いて 「ええっ、そんなに!」 と、びっくりしたほどです。

おそらく、ガソリン代や高速料金や酒税が本土に比べて安いのと同じように、
沖縄に対しての特別な軽減援助なのだろうと思います。


料金差がそんなに無いのなら、福岡ナンバーに変えて福岡市に税金を払うつもりでしたが、
私の主義を曲げてしまうほど(笑) 差があるから、まぁしばらくは沖縄ナンバー続けます、
超レア、というのもなんかウレシイし (笑)。


でもまぁ免許更新の時とか、何か言われるのかもしれない。






 

伊都国つうしん 45


● きっと教育や人材育成に熱心な土地柄なのだろう、と思います。

   九州は、関東に負けないくらい藩校の数が多いことからも
   それは感じられます。



現在、日経新聞夕刊一面下のコラム、火曜日は、
法政大学総長の田中優子さんが書いています。
ちょうど連載中の3月に、7年間務めた総長を退任したので、
3月までは 「法政大学総長」、4月からは 「前法政大学総長」 と肩書が変わっている (笑)。


その4月13日付けコラムは

  「大学生の80 % 近くが私立大学に通っている。そこで、私立大学には極めて高い公共性がある、
  と大学の総長、学長たちは認識している」

…… と始まっています。

国立をはじめ各県には県立市立など公立大学がかなりあるので、
「大学生の80 % 近くが私立大学に通っている」 という文章に、実はちょっと驚きました。
つまり公立大学生の割合がもっとあるのではという、漠然として印象があったからです。

ま、そんなことからの連想で、六大学の創業者 …… の話題に結びつくのですが。


その前にちょっと寄り道をして、田中優子さんのことを。


彼女は、出身も法政大学でそのまま大学院から助教授・教授とずっと法政大学のようです。
専門は江戸文化研究。



 

  田中優子さん。画像サイトより



私は、彼女の著作やエッセイや対談などその言動がとても好きです。
非常に明晰でロジカルで説得力があるし、歯切れもよくまた情緒も豊かです。
彼女の代表作でもある 『江戸百夢』 は、とても面白い。

ことし1月から始まった週一のこのコラムも毎回、知らない世界を拓いてくれたり、
その視点の当て方に納得したりで、短いコラムとは思えない読後感を味わっています。


● 寄り道のついでに、3月23日夕刊 「議事進行」 と題されたコラム。 (改行は私)


   「女性がたくさん入っている理事会は時間がかかります」 と
   日本オリンピック委員会臨時評議員会で森喜朗氏が発言したことは、
   未 (いま)だに忘れられない。
   私はその時、女性蔑視というだけでなく、その会議の議事進行そのものに問題がある、
   と思ったからだ。


から始まっています。
総長になってから実にたくさんの会議の議長をした経験から、

   議長には2つの役割がある。ひとつは時間内に審議を終えることで、
   もうひとつは、必要なら熟議を尽くすことだ。
   この2つは矛盾するので、熟議を要する議題がある時は、

   あらかじめ参考書類を送って目を通していただく。
   そして会議の目的を明確にしておいて、課題解決のための意見をいただく。

   (中略)

   会議は熟議を基本とする。議長は多様な意見に全て耳を傾ける。
   意味がわからなければ自分の言葉に言い直して確認をとる。
   趣旨が同じものをまとめ、2つか3つの選択肢にして提案し、決めていただく。
   つまり大変忙しく充実している。

…… として、最後に、


   議長が会議をただ長く感じるのであれば、

   それは議長としての役目を果たしていないからである。


と結んでいます。

森喜朗は、たとえこのコラムを読んだとして、自分のこととは思えないだろうし、
その論旨さえ理解できないだろうな。



● 話は、本題に。 (といっても事実を並べるだけですが)


東京六大学の、
慶応の福沢諭吉と早稲田の大隈重信は、九州人だとは知っていました (出身地は知らず)。
実は法政大学の創業者も九州人だと、今回知ったしだい。


まとめてみますと。

  東京大学   明治時代の日本政府
  早稲田大学  大隈重信
  慶応義塾大学 福沢諭吉
  明治大学   澁澤榮一
  法政大学   金丸鉄・伊藤修・薩埵正邦ら7名
  立教大学   チャニング・ムーア・ウィリアムズ




 

          大隈重信。佐賀藩士
          現在の佐賀市出身。

          以下、創業者写真は画像サイトより。


 

            福沢諭吉。中津藩士
            現在の大分県中津市出身。



 

                   左から伊藤修、金丸鉄。
                   二人とも豊後国杵築藩士
                   現在の大分県杵築市出身。
                   右の薩埵正邦は、京都府出身。




ということで、東京六大学のうち三大学の創業者が九州人なのでした。
別に知ったからって、なんの得にもならない(笑)。

 


● 【 200字小説 】  第 33 回

……………………………………………………………………………………………………………
  
 貧乏な時代

 フリーランスで働く仲間うちで食えなかった時代の貧乏自慢が始まった。
 みんなアシスタント歴があり苦労の経験がある。
 米に塩だけの1週間とか、昼のスタジオ弁当だけが1日の食事だとか……
 そのうち柳瀬が
 「俺の知り合いの話なんだけど、食うものが無くなって3日目、
  冷蔵庫を開けても醤油以外に何にもなし。
  それでそいつ、ティッシュに醤油を垂らしてチュウチュウ吸ってたって(笑)」
 間髪入れずみんなが 「それお前だろう!」
 

……………………………………………………………………………………………………………




この 「200字小説」、
第1回目の時にお話しましたように 13~14年くらい前に書いたもの。
今回の33話でストックが終わりになりましたので、これで終了といたします。
ありがとうございました。


● 春から初夏へ



 

                わが家近くの運河沿いの道は、

                ツツジがもう競い合って咲いている。

 

 

                わが家のアマリリス、赤い方。

                つい最近、鉢から小さな庭へ地植え替え。

                ちゃんと咲いてくれた。

                周りのトゲトゲは猫よけ。まったく。


 

伊都国つうしん 44


●今回は、伊都国とは関係のない、ごく個人的な話です。


   2日ほど前久しぶりに、よく見る悪夢、帰れない夢 をみました。
   そんな話です。


昔から、たまに悪夢をみるのですが、それはいくつかのパターンがあり、
その中でももっとも多くみるのが、この、帰れない夢なのです。
いつからでしょう、いずれにしろ社会人になってから、のような気がしています。


井上陽水に、「帰れない二人」  というのがありますね。
 
  ………
  もう星は帰ろうとしてる
  帰れない二人を残して

  好きな歌のひとつですが。


が、しかし私のは、ナイトメアです (笑)。



帰れない、といっても、悪夢を見たその時代の実際の私の住まいでは、ないのです。

子どもの時に過ごした家、大学時代の京都南禅寺の下宿、は、ときどき出てきますが、
それはもう、それから数十年経ってから登場しています。

その実際に過ごした家よりも、旅先で泊まったホテルだったり、
遊びに行った友人の所だったり、待ち合わせの約束の場所だったり、
夢の中でしか登場しないある建物だったり ………。

なので、「帰れない」 でもあるし、「たどり着けない」 でもあります。

なぜか、道を間違えたり、地下鉄駅が変わってしまっていたり、乗り換えができなかったり、
ここらへんから右折したはずだと思って曲がると全く別な場所に出たり ………

誰か他人が私の邪魔をする、というシーンは決してなく、
なぜか私の周りで次から次に不思議な現象が起きて、たどり着けない、というより、
(さっきまで、ついそこだった場所なのに) どんどん遠ざかったしまう ………。

まるで足が動かなくなる、さながら泥の中を歩いているようになる
最初は余裕だったのが、だんだんだんだん、どんどん気が焦ってきてしまう ………

(あぁ、まただぁ) と夢の中で思い、絶望的な気持ちになって、
きっと胸が苦しくなって目が覚めるのでしょう ……… 寝覚めがいいわけがありません。



 

                 もしやと思って 「悪夢」 ……
                 ちゃんといろいろあるんですね (笑)。
                 画像サイトより、怖くないやつを。




● ところで、2日ほど前の朝方にみた悪夢は、


  「帰れない夢」 の変形版というかバリエーションのようでした。


私の息子と私の弟と、私の3人で、どこかへ旅に来ています。
この3人で、というのも、私にとってはかなり奇妙です。

息子と弟は、住んでいる所がまったく離れているし、
おそらく彼らの人生で一、二度しか会っていないからです。

まぁ、わりと最近、私はそれぞれと話したりメールしあったので、その影響なのか ……。


で。
3人でどこか知らない街を歩いているとき、私の目の前に、
マイクロバスのラーメン屋が現れます。
ラーメン好きの私はつい乗ってしまうと、なんと、そのクルマは動き出すのです。

少し走るとなぜかそのラーメン屋の店舗に到着。そこで私は降りてその店に入ります。
カウンターだけの店は満杯で、私は後ろで待ちながらメニューを見ています。

と。  そうだ、あの二人に何も告げずに来てしまった …… と気づき、
自分のバッグなどを持ってその店を出るのです。


私は、実際の人生の中では、
このように一緒にいる人間に何も告げずにどこかへ消える …… ということは、たぶん一度もない。

たぶん一度もないのですが、それはそういうふうに気をつけているからであって、
本来は、とても風来坊的な人間なのだ、ということを夢の中の私は自覚しているので、
自分自身を責めたり後悔したり、はしていません (笑)。


で、いつもの 「帰れない夢」 だと、
私がマイクロバスに乗り込んだ場所へ戻ろうとして、たどり着けない …… なのですが、
今回はそうではなく、店を出てから、まずは電話しようとします。


ケータイ電話を取り出し、息子へ電話しようとするのですが、
さてここから、大変なのです。
自分のケータイだと思って使うのですが、ともかく繋がらない、というか操作できない。

繋がると、どこかのコマーシャルだったり、なぜか必要のないものの注文になっていたり、
次々と不思議な画面が出てきて、最初は呆れ、そのうち焦ってしまいます。

電話をしている場所はどこかの橋脚の下の倉庫のような場所だったのに、
それがいつしか街中になっていて倉庫だったのがなぜかデパートに変わっており、
私の周りに大勢の人が行き来しているのです。

その中で、どうあがいてもケータイが繋がらない………
(あぁ、いったい ………) と思っている時に、なんか、自分で無理やり目覚めたようです。

当然、寝覚めは最悪 ………。


普段なら、朝起きたときすでに、それまで見た夢の内容は忘れているのに、
なぜかこういう夢は、ディテールまで憶えているものなんですね。



そうだ、と思って、
「夢判断 帰れない夢」 と検索してみました。

いくつか見てみましたが、ま、正直、私の近況に近いなと思うのはありません。


忘れた頃に、この 「帰れない」 「たどり着けない」 夢 を見せて、
何かを思え! ………… と、私の深層心理の使い手が、仕掛けているのかもしれません。

きっとこれからも見るのでしょうねぇ。


口直しに(笑)、わが家の玄関前の小さな庭に咲く花を。

 

 

              ピンクと白の、たぶんシャクナゲだと思う。

              ツツジシャクナゲという言い方もあるそう。

              ツツジは落葉樹でシャクナゲは常緑樹だというから

              シャクナゲかな、と。

              いずれにしろ、毎年この時期に咲いてくれる。

 

 

                 こちらは、スノーボールという名の、

                 わが家では雑草の花だけど、

                 近くのロコスーパーでは売っていたから

                 雑草ではないのかも。

                 昨年は、一面に咲いていたが、

                 その後ずいぶん刈り取ったのだけど、

                 今年またどこからか咲き始めていたのだ。

 

 



● 【 200字小説 】  第 32 回


……………………………………………………………………………………………………………
   
 環境の中の体

「クニの北海道では毎年夏負けしてたんだけど東京に来てからなくなった。
 あまりに暑過ぎて夏バテなんかしてられないと思ったんだろうな体が」 と邦彦。
 何か過激な環境の変化があると体が変化するんだろう、てな話になった。
「俺すごい貧乏学生だったんで、その時食い物の好き嫌いがなくなったなあ」 と剛。
「アメリカに留学してた時、やたら愛国心の強い人間になったなあ」 と翔太。
「で体の変化は?」 「あ、15kg太った……」。


……………………………………………………………………………………………………………

 


 

伊都国つうしん 43


● 世界における双子の出生数は過去最多、 らしい。


  ちょっと前になりましたが、ネットニュースに出てましたから、
  ご覧になった方もいらっしゃると思います。

  なんでだろう ……、日本では、福岡は …… と気になりました。

  ま、興味のない人はどうぞ飛ばしてください。




 

                     AFPBB News 3月13日。

                     世界の双子出生数 「過去最多」 
                     研究で明らかに  より。



記事によると。

  英学術誌 「ヒューマン・リプロダクション」 に掲載された論文によると、
  毎年約 160万組の双子が生まれており、約 40年前と比較すると、約 30%増となっている。

  研究チームによると、多胎児の出生数が大幅に増加した主因は、
  特に欧米の先進国で1970年代以降に生殖補助医療技術が発達したことが挙げられる。
  さらに、母親の出産年齢が上がっていることも要因の一つとされる。

  研究チームは、世界人口の 99%を占める 165か国の 2010〜2015年のデータを収集した。
  このうち、1980〜1985年の双子の出生率のデータも入手できた 112か国で
  時間経過に伴う変化を追跡したところ、
  4分の3の国々で、双子の出生率が少なくとも 10%増加。アジアでは 32%増、
  北米では 71%増となっていた。

  世界中の一卵性双生児の数は、出産1000件当たり約 4組で大きな変化はなく、
  双子の記録的な増加に寄与しているのは二卵性双生児の出生のみだと研究者らは指摘している。
 
  ただし、双子の出生率が今後も上昇し続けるかどうかを予測するのは難しいという。


生殖補助医療技術とは、いわゆる不妊治療のことですね。

一卵性双生児の数は変わらず、増加の要因は、二卵性双生児のみだ、というのも
なぜだろう、と興味深いです。


ところで日本でも増えているのか ……… ネット検索したところ。



 

                   2015年2月の日経新聞ネット版より


やはり日本でも増えているようです。

記事によると。

  少子化が進む中、多胎児の出生数はほぼ変わっておらず、
  全体として双子の割合が増えてきている。
  要因をたどると不妊治療の普及や晩婚化の影響が垣間見えてくる。


全体に出生数は減少しているのに、双子以上の多胎児の出生数は変わらない。
つまり、そういう意味で双子の割合が増えている、ということのようです。

その要因は、上記の論文同様に、不妊治療の普及や晩婚の影響ということです。



● では、福岡県ではどうなのか ……… と興味津々。


 ネット上には、「○○○都道府県別ランキング」 なるサイトが結構あるので、
 もしや 「双子数 都道府県別 ……」 を検索してみたところ、
 さすがにマニアックのようで、ごくわずか ………… それもベスト3までしか分かりません。



tatai.mom 多胎マム というサイトから。



 

                    2014~2016年の3年間の
                    多胎児数 (双子だけではないが) が
                    多い県の表です。



ここに書かれているように新潟県が3年間ともベスト3に入っています。
ただし記事を読んでも、その理由は分かりません。



もうひとつ別なサイト。

JAMBA (日本多胎支援協会) が発表している
都道府県別 複産分娩率
1995年から2017年までの変遷をグラフにしています。


まず、3年間ベスト3の新潟県を見てみますと。


 

                 グレー線が全国平均でレッド線が当該県。
                 これをみると確かに平均よりかなり上だ。
                 そしてやはり増加傾向にあるのがわかる。

                 「15」 という数字は、
                 単に 「1」 が北海道から始まる順番数字。




では、我らが福岡県はどうか。

 

 


               全国平均のグレー線とほぼ重なっている。



世界的な双子数増加の中で、福岡県の双子数はどうなのだぁ …………
と好奇心で、いろいろ見てみたのですが、
どうやら多くもなく少なくもなし …… 普通、のようです。

ちなみに 「福岡県の双子数」 と検索してみても、今回のテーマに応えるものは、
ありませんでしたね (笑)。



●  【 200字小説 】  第 31 回


……………………………………………………………………………………………………………
  
 別におかしくないじゃん

 「日本人は4つの型が比較できるほどいるから血液型が流行るけど、
  OとAが圧倒的に多い欧米などでは話題にもならない。
  例えば先住アメリカ人は100%O型、彼らは民族全部がO型人間ということになる。
  ありえないでしょ、如何に非現実かが分かります」
 TVでそう力説している科学者。
 「民族全部が同じような性格だって不思議じゃないじゃん。
  アメリカ人も多くはO型の人って考えれば分かりやすいし」と麻子。
 そそそうだよなぁ。


……………………………………………………………………………………………………………

 

 

 

伊都国つうしん 42


● 今日から4月です。

   まもなくあちこちで入学式が始まるでしょうが、
   たいがいの地域では、もう、桜は葉桜か、もしかして花びらは散ってしまい、ない ……。

   入学式に桜、という日本の図式は、温暖化が進んだ今、もう無理のようですね。
   どんどん暖かくなり下手をすると、卒業式に桜、となる日がくるかもしれません。


 
そんなワケでもないのですが、
3月下旬の、まだ桜の花が満開だった、福岡市西区のはずれの、春の様子など。

いくつか写真の羅列です。



 

                わが家すぐ近く、
                今山(いまやま) ・ 熊野神社の桜。
                急な階段がつづく参道に
                大小の桜の樹が。
                相当に、ぶっ太いし高い桜もある。



 
 

                ここの祭神は本家の熊野神社と同じ。

                イザナミノミコト
                (有名なイザナキ・イザナミ 二神の女神)
                ハヤタマオノミコト
                (イザナキが黄泉の国でイザナミと約束をし、
                 誓いをたて吐いた唾から生まれた)
                コトサカオノミコト
                (その、吐いた唾を掃きはらって生まれた神)

                この三神。
                日本神話の神々はいろんな所から生まれる。




 

 

                   熊野神社を参拝したあと、
                   さらに少し上まで行くと展望が ……。
                   ここは今山の頂上ではないが平地があり
                   桜もきれいに咲いている。



 

                    今山から見える今津湾。
                    沖の海に見える白いのは、
                    姪浜(めいのはま)にあるヨットハーバーから
                    でたのだろう小さいヨットの群れ。
                    この日は微風だったけれど、
                    天気もいいし気持ちいいだろう。




 

                   秋にはちゃんと実をつける
                   わが家の柿の木も、
                   まるで裸だったのが小さな蕾ができ、
                   そこから新しい若葉が出始めてきた。



 

                  わが家玄関前の小さな庭には、
                  雑草だけど可愛い花々が咲いてくれる。
                  その花々に、蝶たちも飛んでくる。

                  左下の花びらに、その花びらより小さい
                  なんという蝶だろう、とまっている。





 

                       3月29日・30日。
                       ここ福岡市西区も他の西日本同様に、
                       ゴビ砂漠の猛烈砂嵐の影響で飛んできた
                       黄砂によって、空がまさに淡黄色に曇る。
                       福岡市では視界が4~5キロくらい
                       だったという。
                       さすがにこんな黄砂は初体験だった。




●  【 200字小説 】  第 30 回


……………………………………………………………………………………………………………
 
 本能ってなえるの?

 本当は歩きたいんだか、歩きたくないんだかだんだんわからなくなってきた。
 外に出るのは大すき。
 ママの「散歩いくわよ~」の声を聞くとついシッポをふる。
 でもそれから服を着せられ、だっこされたまま家を出るとわからなくなるんだ。
 ボクと同じくらいの背たけのコでちゃんと歩いているコもいる。
 でもバッグの中やベビーカーに乗せられてすれちがうコもいる。
 最初は歩きたいよ~と思ったけど、今はわからない。自分が誰なのかも。


……………………………………………………………………………………………………………