● 今回は、沖縄とはまったく関係のない話を、2つ。
ごく個人的な話題なので (いつもそうか)、「沖縄ばなし」 を期待している方には、申し訳ありません。
▼ 1つめ。
つい数日前の日経新聞、たしか女性作家のコラムエッセイだったと思うけれど、
「自分は、イヌ派だと思っていたが、しかし自分の性格やら行動やらを考えると、実はネコ派かもしれない」
という趣旨でした。
その文章の中で、天気がよく気候もいい昼間に、外の脇道に、まるで決められたかのように、等間隔で、
野良ネコたちが 「香箱を作っていた」 という表現があり、私は、そこに目が止まってしまいました。
「香箱を作る」?
たぶん、「こうばこをつくる」 なんだろうけど、何それ? 初めて聞く、見る言葉だあ。
……… と、(以前は辞書だったけれど) ネットで調べてみたら、どうやら、ネコ用語のようですねぇ。知らなんだ。
両手両脚を折ってカラダの下に置く、例のネコのポーズが、昔の香箱に似ているから、そんな言葉ができたようです。
私自身も、どちらかと言えば、イヌ派、イヌ好きだと思うけれど、
(ただし、キャンキャン吠える小さなイヌたちは蹴飛ばしたくなる)
しかし、ネコもけっこう好きだしなぁ ……。
やはりAB型なのでしょう、両方、好きですなんですねぇ。
とはいえ、この 「香箱を作る」 「香箱座り」 なる言葉は、
これまでの人生で、まったく知らなかったし、見たこともなかったです。
しかし、ネコ好きの人たちには、きっとよく知られた、知っていて当然の言葉なんでしょうね。
「肉球」 なんていう言葉が (これはイヌネコ両方ですが)、なんか、ごく当たり前のように使われていることだし。
香箱座りをしているネコ。
写真上は、(香箱座りの猫18選 - NAVER まとめ)
下は、香箱座りの画像サイトより。
▼ 2つめ。
これも、つい数日前、MLB (大リーグ) のオールスターの試合がありました。
アメリカンリーグとナショナルリーグ、それぞれ15チームずつの中から選ばれたスター選手たちが登場する試合。
年々、米国内でも視聴率が下がってきているらしいですが、今年は、上がったようです。
その大きな理由として、ニューヨークヤンキースのスター選手、デレク・ジーターが、今年で引退を表明しているため、
彼を見ることができる最後のオールスター、ということで、盛り上がったのでした。
私は、(以前にも書きましたが) ヤンキースのファンでして、もう引退した松井ゴジラがヤンキース入りする前の
ワールドシリーズ3連覇から好きなのですが、
なかでも一番好きな選手が、このデレク・ジーターなんですね。
だから、とても寂しい気がします。
彼は20年間ヤンキース一筋、という、大リーグでもかなりめずらしく、いわゆるナイスガイで、
「ミスター・ヤンキース」 と呼ばれ、他チームの選手たちファンからも愛されている、そういう意味でも希有な選手でしょうね。
当日も、大試合に強いところを見せていました。
もう引退宣言してしまったけれど、まだまだ、やれそうで、残念。
もう10年以上前にNYのヤンキース公認ショップで買った
2年前くらいに買ってもらった、同じくジーターのTシャツ。
ところで、このジーターが出演している、ナイキのエアジョーダンシリーズのCMがなかなかいい。
誰もが、ジーターをレスペクトしているという感じが、よくわかります。
ちなみにタイトル 「RESPECT」 の 「S」 が、彼の背番号 「2」 になっているのも、いいね。
2分弱なのですが、投手役で出ているライバルチーム、ボストンレッドソックスのジョン・レスターはじめ、
かつての監督ジョン・トーリら、さらに同じニューヨークが本拠地のメッツの選手やマスコット(彼らの顔がモザイクになっているのが可笑しい)、
ゴルフのタイガー・ウッズ、映画監督のスパイク・リー、元NY市長のジュリアーノ、
マイケル・ジョーダン、名コーチだったフィル・ジャクソンなどバスケット関係、などなど、
他にも多くの著名人たちが出てくるし、さらに、一般の観客たちや、街の警察官たちなどが登場し、
みんな、帽子に手をやって、レスペクトしている。
なかなかいいので、興味がありましたら、どうぞ。