〔 2021年の旅 9 〕 9月2日 (木)
丘の上に小さな教会のような礼拝堂のようなものが建っていたので、そこまで細い道を登りました。
そんなにキツクない。
上に行くと、村を見下ろすことができて、なんとも長閑な感じ。
ほかに誰もいないし。
礼拝堂の中には入れなかったけど。
しばらく写真を撮ったりしてから、同じ坂を下りてゆくと、
後ろから、ジョギングをしてる男の人が来ました。
『へー、頑張るねぇ。』とか思って、
『まさか、この人は、ボンジュールって言わないだろうな。』と思ったんだけど、
追い越すときに、やっぱり「ボンジュール。」って言いました。
『へぇー、そうなんだ。』こういう村は初めてですね。
きっと村の人みんなが顔見知りだから、道で人に会ったら、「ボンジュール。」って言うんだろうな。
だから他所の人にも「ボンジュール。」って言う習慣があるんだろうな。
すごい平和なところですね。
車に戻るとき、やっぱり男の人2人に「ボンジュール。」って挨拶されました。
そういう村もあるんだ。


後で思ったんだけど、村の人たちが知らない人にも挨拶するというのは、
奇跡の泉と関係があるのかもしれない。
サン・チャゴ・デ・コンポステラとかルルドとか、聖地といわれるところは雰囲気が違うからね。
奇跡を経験したり、見たりしたら、信じないわけにはいかないから。

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【好きな曲】 Un Homme Heureux William Sheller
フレンチ・ポップっていうのかな。1991年の曲です。
フランスではかなり流行ったんだけど、世界的にヒットしたかどうかは分からない。
日本で流れたかどうかも分からない。
今でも、たまにラジオから流れてきます。
William Sheller自身が作詞作曲したみたいで、ピアノを弾きながら歌っています。
映像と写真は、サン・キランで撮ったものです。





