サンクト・ペテルブルグ (45) |  なんとなく ヨーロッパ

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 フランスに住んでいるので、パリとフランスの話が多くなると思いますが、
 まぁ気分で。



(2015年 8月28日)
パリに帰るヒコーキは15時05分だったので、8時半まで寝ていました。
朝食はビュッフェで、温かいものが毎日少しずつ変わるというのがイイ。
飽きるからね。ソーセージとブロッコリは毎日あったけど。

今日は雨。 帰る日だから、まぁいいか、って感じ。
チェックアウトの時間まで結構あるかと思ったけど、そうでもなかった。
荷造りにわりと時間がかかりました。
ネットでニュースをチェックしたりしていたら、時間になってしまった。




11時20分にチェックアウト。 「タクシーが要るんですね。」って言うから、
「ヤー。」って言ったら、電話してました。
『今から呼ぶのかよ。』って思ったけど、5分くらいで来た。
「サンキュー。」って言って、出ようとしたら、
「タクシー代を1000ルーブル払ってください。」だって。
「えっ、ここで払うんですか?運転手に払うんじゃないんですか?」
って訊いたんだけど、フロントで払うみたい。
こういうのは初めてだ。 まぁ、ロシアだし。

車はシボレーの中型で、後ろの荷台のところにも席がありました。
そのシートを倒して、スーツケースを載せました。
ドライバーがロシア語で何か言ったので、
「エアポート。」って言ったんだけど、返事がない。なんとなく不安。
タクシーの看板も付いてないし、メーターもない。
まぁ、ホテルと契約しているトランスファーサービスなのでしょう。
ラジオからは、ちょっとアラブっぽい曲が流れている。
ロシアのポップスはこうなのか、運転手の趣味なのか、よくワカラン。




方向としては、空港に向かっているみたいだ。
サンクト・ペテルブルグには空港が一つしかないみたいだし。
でも、けっこう遠いんです。

来るときも思ったんだけど、ガソリンが安いのかな。
ガソリンスタンドに表示されている値段は、42とか34とか。
これって、普通1リットルの値段だよね。フランスの半額くらいじゃん。
そういえばロシアって産油国だったんじゃないか。




だいぶ走ったところで、標識にヒコーキの絵とたぶんエアポートの文字が、
右に曲がると出ていたのに、車は真直ぐ進んで行く。
『・・・』 かなり不安。

空港とは全然違うところに連れて行かれて、
悪い奴が数人待ち構えていたら、どうしよう。
そういえば、さっきスマホいじっていたし。
でもホテルと契約している車だったら、そんなコトはないでしょう。
言葉が全然通じないというのは、不安なものですな。




少し行ったら、高速道路に乗ったみたい。
またヒコーキの表示が出て、今度はちゃんとそっちに曲がりました。
『ヨカッタ。』

表示には、ターミナル1、ターミナル2、って出てたけど、
国際線はターミナル1って決まっているのかな。
そちらに到着。
チップを100ルーブルあげて、握手をして別れました。
よく見たら、善良そうな人だった。
ホテルから空港まで30分くらいかかったかな。




(この日は写真を殆んど撮らなかったので、
 2番目以降の写真は、サンクト・ペテルブルグ滞在中に撮ったものです。)