サンクト・ペテルブルグ (44) |  なんとなく ヨーロッパ

 なんとなく ヨーロッパ

 フランスに住んでいるので、パリとフランスの話が多くなると思いますが、
 まぁ気分で。



(2015年 8月)
デパートを出て、フォンタンカ川を渡りました。
ネフスキー大通りを少し歩くと、中華レストランがありました。
やっぱり半地下になってる。
ここで、ちょっと早い夕食にしました。



 
メニューには、料理の写真とか英語も載ってる。
値段が300とか500とかついているから、最初高いような気がしたんだけど、
ユーロに直したら安かった。気がついたのは、注文が済んでからでした。
なるべく安くて内容が分かるものを注文したんだけど、
(牛肉と玉葱を炒めたもの、ご飯、ビール)
もっと美味しそうなものを頼めばよかった。




ウェイトレスはアジア系の人だったので、中国系かと思ったんだけど、
そうでもないみたい。
ロシアは広いから、アジアの方のロシア人なんだろうな。
街では、インドかパキスタンみたいな人も見かけたけど、
やっぱりそういう地方に近いロシア人なのかもしれない。
黒人は殆ど見かけなかった。アフリカに植民地を持っていなかったんだろうな。

料理がちょっともの足りない感じがしたので、紙に「春巻」って書いて、
ウェイトレスに「これはありますか?」って訊いたんだけど、
漢字は読めないみたい。
キッチンの方に持っていって、帰ってきて、「できます。」だって。
「じゃあ、それをお願いします。」って頼んだら、
「似て異なるもの」が出てきました。お皿に4つ載ってた。
『・・・まあ、いいか。』
美味しくはないけど、食べられないこともない。
テーブルには調味料が置いてなかったので、「ソースをください。」って言ったら、
「ソースがいるのか。」って感じ。
醤油と赤い辛味のあるソースを持ってきてくれました。




隣の席にアジア系の若い男が来て、豆腐料理とご飯を食べて出ていきました。
日本人じゃなくて、韓国人か中国系の旅行者みたい。
会計してもらったら、590ルーブルだった。(9ユーロくらい。)
『安いなぁ。昨日のイタリア料理より安いじゃん。もっと贅沢すればよかった。』
とか思って、700ルーブル置いてきました。
(前にも書いたけど、パリが高過ぎるんだ。)

一度ホテルに戻って、近くのスーパーに買い物に行きました。
明日はパリに帰るので、魚の燻製を幾つか買って帰ろうと思ったのでした。
小さな魚の開きも買ったけど、これはイマイチだった。




フロントで、空港までタクシーでいくらか訊いたら、1000ルーブルだって。
「地球の歩き方」にも1000て書いてあったし、来るときは900でした。
明日の11時半にタクシーが必要です、と伝えておきました。
 
部屋で旅日記を書いたりして、24時過ぎに寝ました。