カルメル修道院 (3) |  なんとなく ヨーロッパ

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 フランスに住んでいるので、パリとフランスの話が多くなると思いますが、
 まぁ気分で。

カルメル修道院


(2013年4月18日 リジュー)
いろんなものが展示されていました。
聖テレーズが着ていたものと同じカルメル会の修道女の服とか、
最初に埋葬された墓地に立てられていた十字架とか、
聖テレーズがジャンヌ・ダルクの格好をしたときに着たものとか。
19世紀の人だからね。いろいろ残っています。


カルメル修道院


当時の修道院の模型があって、
その横の壁には聖地によくあるような、
感謝の小さなプレートがたくさんありました。


カルメル修道院


古いものは英語風に言うと「シスター・テレーズ」になっているんですね。
フランス語では、「Soeur THERESE」ですが。
ある年を境に、それが「Sainte THERESE (聖テレーズ)」になったんですね。
(やっぱり列聖された1925年以降、聖テレーズになったみたいです。)


カルメル修道院


当時のカルメル修道院の時間割りは、
4時45分起床、祈りの時間やミサがあって、8時に朝食、
その後仕事や祈りや食事などがあります。
午後も仕事や祈りなどがあって、18時に夕食、
22時半または23時に就寝。

『これでは睡眠不足になるだろうな。』と思ったら、
12時から13時まで、昼寝あるいは自由時間があったみたいです。
20時から21時も自由時間。
でも、僕には勤まらないだろうな。
修道院で生活するのもタイヘンなんだ。


カルメル修道院