
谷和日子(たにかずひこ)さんがノルウェーに行ったときの話です。
(上の写真) ノルウェーの沿岸捕鯨の中心地レイネ(Reine)の町
山が海岸まで迫っている。
NORWAY (Lofoten)
ノルウェー、ロフォーテン諸島 (取材)
ノルウェーの北極圏に位置するロフォーテン諸島は、
ノルウェーで最も美しい場所の一つとされている。
どのガイドブックも、判で押したように、
海上のアルプスと形容している。
海岸まで迫る急峻な山と風光明媚なフィヨルドが織り成す景色が、
海のアルプスと呼ばれる所以だ。
その昔に読んだ小説の中で、ソ連の潜水艦が、
ロフォーテン諸島の沖合いの小島で座礁して、物語は展開していく・・・
その物語で、ロフォーテン諸島の地名を知った。
昔から小説の舞台を訪れたいという気持ちが強く、
一人旅に出かける。
ロフォーテン諸島はノルウェー漁業の中心地として栄え、
秋にはニシン、冬にはタラ、
夏の休業期には捕鯨(ミンククジラ)が行われている。
ノルウェーの捕鯨は、どのようにしているのだろうか?
これが取材の動機となった。
パリのノルウェー大使館を訪れ、
担当書記官に趣旨を説明して、許可を待った。
その年には返事がなく、時間切れになってしまった。
忘れかけていた頃(一年後)に、
ロフォーテン諸島に本部を置く「極北同盟」より返事が届いた。
極北同盟(High North Alliance)は非政府組織(NGO)で、
グリーンランド、フェローアイランド、アイスランド、
カナダ、ノルウェーが参加している。
ノルウェー沿岸小型捕鯨組合が、「フリーランサー」の私に対し、
「反捕鯨団体の回し者か?」と、
調査を行ったことは疑いの余地もない。
(下の画像) Aの地点がレイネ(Reine)
