蜂事件 (2) |  なんとなく ヨーロッパ

 なんとなく ヨーロッパ

 フランスに住んでいるので、パリとフランスの話が多くなると思いますが、
 まぁ気分で。

ル-マニア


痛いし、腫れてるし、困ったなぁ、どうしよう、
と思っていたら、オバさんが注文をとりに来たので、
英語で、「プロブレムがあります。蜂に刺されました。
薬局はありませんか。」って言って、
消毒薬の包みに印刷されていた十字のマークを見せたら、
なんとなく分かったみたいです。
「ファルマシー」という言葉が、ルーマニア語でも似ているみたいで、
オバさんが「ファルマシア」とか言ったような気がする。

オバさんは、すぐ近くにある、あそこだ、という感じで、
出口を出て教えてくれました。
なるほど、道を渡ったところに薬局がありました。
『でも、もう閉まっているんじゃないだろうか。』と思ったんだけど、
ドアのところに、「平日は20時まで」とか表示されていたので、
『助かった!』

カウンターの女の人は英語が分かるみたいで、
「蜂にココを刺されました。」って言ったら、頷いて、
細長い小さな箱を持ってきました。
箱に蜂の絵が描かれていたので、『正解!』
24レイ。


ル-マニア


「何度も使っていいんですか?」って訊いたら、頷いていました。
冷静沈着な人だったけど、『・・・ホントに大丈夫かよ。』って感じ。
(今まで蜂の絵だと思っていたんだけど、よく見たら、
 なんとなくあやしい。まさか蚊じゃないだろうな。)

刺されたのは、クマンバチでもなく、スズメバチでもなく、
蜜蜂でもない普通の蜂でした。
あまり大きくなかったけど、痛かった。(シクシクシク)

思い出したんだけど、グラ・フモールを出るときに、
車の後ろの窓に蜂がいたんだよね。
ドアを開けて逃がしてやろうと思ったんだけど、
前の窓が両方全開だったから、そのうち出るだろうと思って、
そのまま忘れていたのでした。
後ろの窓は電動じゃなかったし。

後ろの席にコットンのチョッキを置いていて、
車を返す前にそれをバッグに入れたので、
そこにくっついていたんだろうな。 たぶん、そうだ。
修道院の庭では、あまりバッグ開けなかったし。
『でも、どうして・・・』
『バチが当たったのかな。正教の教会は、カトリックはダメなのか。
 ・・・カトリックでもないんだけど。』とか思ったのでした。

『ブカレストまで行けば、なんとかなるか。
 朝ブカレストに着いた時点で、ひどかったら病院に行こう。
 ・・・でも、目が覚めずに、寝台車の中で死んでいるかも・・・』

まあ、こうして生きているから、ヨカッタ。