
(2011年 夏)
このヴォロネツ修道院も、見て廻った他の修道院もそうでしたが、
モルドヴァ地方の古い教会は、規模が小さく、
身分の高い人しか中に入れなかったようです。
そのため、一般の信徒のために、
外壁にフレスコ画を描くようになったそうです。
そういえば、内部は大勢の人が入れるほど広くはなかったですね。
(中は撮影禁止でした。)
どの修道院の教会も、北側の壁画はだいぶ傷んでいました。
やはり冬の北風のせいなのでしょう。(2番目の写真)

ヴォロネツの西側の壁画「最後の審判」は、
これを見るだけでも、ブコヴィナ地方を訪ねる価値がある、
と言われているそうです。(3番目の写真)
なるほど、そう言われるだけあって、なかなか迫力のあるものでした。

「最後の審判」に描かれている悪人や罪人は、
当時の敵であったトルコ人の姿をしています。
(下の写真)

北側の壁画は、「天地創造」、「アダムの誘惑」など。
南側の壁画は、「イエスの物語」など。
西側の「最後の審判」は、
他の修道院でも、似たような絵が描かれていました。
イエスの足元から流れているのは、「炎の川」だそうです。