
(3月29日)
時間になったので、なかに入ろうとしたら、
色の濃い使用人みたいな人に、
「教会に来たんですね。横から入ってください。」
とか言われました。
『なんだ、この立派な扉は結局開かないのか。』
(昨日UPした2番目の写真の扉)
学校に繋がっている廊下みたいなところから入りました。
なかには小柄な80才くらいのシスターがいました。
16世紀の建物のようで、雰囲気はいいです。
あまり見たことがないような感じ。
シスターが、「今電気を点けますからね。」と言って、
明りを点けてくれました。
『なんだ、普段は消しているのか。』

装飾がちょっと変わっていますね。
素朴な感じです。
祭壇にある聖母子像(ピエタ)は、1590年頃、
宗教戦争のときに、火のなかに入れられたそうですが、
燃えなかったそうです。
入口の近くの天井にいろんな絵が描かれているのですが、
その場面も描かれていました。(3番目の画像)
このピエタ像は木でできていて、2時間以上火のなかにあったそうです。
真っ黒になっていたのを、1958年に磨かれ、修復されたそうです。

クロアチアの石の門を思い出します。
ザグレブに、火事で焼けなかったという聖母子の絵があって、
信仰の対象になっているのです。
普通に頭で考えれば、偶然焼け残った絵が聖母子の絵だったので、
信仰の対象になったんだろうな、って思いますよね。
でも、実際に現地に行ってみると、
『あぁ、偶然じゃなかったんだな。』って分かるんです。
何か不思議な力が働いて、焼けなかったんだな、
って分かるんです。