ラオウさんの言葉
ラオウさんは「にゃ〜」と鳴くことはあまりありませんでした。どちらかというと「ギャオ〜」または「パギャー」笑 5割はエアニャー、4割が「ギャオ〜」、残り1割が可愛い「にゃ〜」でした。
「ギャオ〜」のときは、かなり大きな声。「ご飯入ってないねん!」「どこに行ってたんや!」と、少々怒り気味のとき?笑 あ、あとは、身体がいうこと聞かなくて立ち上がれないときに私を呼ぶのが大きめの「ギャオ〜」でした。
8月12日17:30過ぎ、リビングから「ギャオ〜」が聞こえました。自室に居た私は「立ち上がれなくて呼んでるなー。お水かご飯かなー」とリビングに行って、ラオウさんを立たせようとしました。でも、グッタリ…。「え???」
急いで動物病院に電話しましたが、病院の診察時間は16:30までで、その時点では既に留守番電話。どうしよう、どうしよう。
そのとき、病院から折り返し電話がありました。たまたま担当の先生がいらっしゃって、着歴から折り返し電話をくれたのです。「すぐに連れてこれますか?」と言ってくださり、18時前には病院に到着しました。
まずは血液検査。結果、極度の貧血。あと、低体温。
身体を温めながら、何処からの出血か探すと、肝臓が破裂していました。痛み止めと抗生剤の点滴をしてもらいながら、院長と担当の先生からの説明を聞きました。止血の手術をするにも、麻酔をするとそのまま帰ってこない可能性大とのこと。今晩もつかどうかとのこと。痛みは人間が想像出来ないほどとのこと。にわかに受け入れられなかった私は、病院で1泊して色々コントロールしてもらえば、明日は元気に帰ってくるんじゃないかと思っていました。最善の治療方法、ラオウさんにとっての最善策、そんな話を約1時間半しました。
「ラオウさん、どうする?」と私が聞いたとき、ラオウさんは「にゃ〜」と2回返事をしました。「おウチに帰ろう」だっかのか「おウチに帰りたい」だったのか。「今返事せんでもよ…」
その一言で、一緒に帰宅することを決意。自動で痛み止めを注入する機械を貸していただき、19:30過ぎに帰宅。それから1時間ほどして、ラオウさんは旅立ちました。
あのときラオウさんが「にゃ〜」と言ってくれなければ、自宅で看取ることは出来なかったかもしれません。そして、思えばラオウさんの声を聞いた最後でした。
ラオウさん、ホンマにあなたはお利口やったよ!いつもちゃーんと自己主張してたもんねぇ笑
急変から約3時間、ラオウさんは私の手を煩わすことなく虹の橋を渡りました。
『見せようぞ!世紀末覇者ラオウの死にざまを!!』
北斗の拳でのラオウの台詞ですが、ラオウさんはまさにその通りに生きてそして他界しました。
カッコいいで、ラオウさん!
ラオウさんのお誕生日
今日はラオウさんの16回目のお誕生日です。ラオウさん、おめでとう!
ウチに来た時の小さなラオウさん。まさかオモシロ猫になる素質があったとは思わなかったわー笑
人間の朝ご飯のとき、「チーズちょうだい」って順番待ちしてたねぇ。
食いしん坊のラオウさん。
他界する1ヶ月前くらいは、私が買い物から帰ってくると「何買ってきたん?僕のんある?」と、必ず近寄ってきていました。だから、毎回ラオウさんのためにお刺身を別に買っていました笑 人間よりもお口贅沢笑笑
ラオウさん、ご飯足りてる?火葬のときも沢山持っていったけどねぇ。足りずに「ギャー!」と怒るラオウさんが目に浮かぶわ笑
今日は美味しいもの買ってくるね、お祝いしよう!
強運のラオウさん②
肝臓に大きな嚢胞が見つかったラオウさん。
手術も出来ない、お薬もない、という状況でした。
毎日「今日は破裂しなかった、良かった」のドキドキ生活でした。特に通院することもなく、1年半が過ぎました。
2021年9月、骨軟骨異形成症が酷くなり、両足から出血が見られるようになりました。そこで、近所に出来た新しい動物病院に行ってみることにしました。
大阪の大きな病院での検査結果や足の手術歴等を伝え、もう一度新しい病院で検査をしていただきました。
その結果、院長も驚くような肝臓の具合でした。実はそのとき、『安楽死』の話も出たのです。
「ラオウさんごめん、そんなひどかったんや…
でも先生、ラオウさんはこんなに目をキラキラさせてて、去年の余命宣告から1年半も頑張ってくれてて。治療方法はないかもしれませんが、出来る限り生かせてあげたいと思うのでご協力ください」
「わかりました。ラオウという名は強いですからね!この子も頑張ってくれるでしょう!出来ることやっていきましょう!」
初めて「ラオウ」という名前を病院で褒められました〜笑
それから他界するまでの約11ヶ月、週に1回足の包帯交換とお腹のエコーのため通院しました。
肝嚢胞からの影響か、1ヶ月程下痢が続いて悩んだときもありました。先生方も色々処置してくださって、ある日病院でそれはそれは美しいウンモをしたとき、待合室にいた私のところに担当の先生が走ってきて、「ラオウちゃん、こんな綺麗なウンチしましたよ〜!スタッフみんな、涙が出ました〜!」と見せられたときにゃ笑笑
ラオウさん、あなたはいいはね〜。私が美しいウンモしたとて、誰も褒めてくれんよー。
たまたま近所に新しい病院ができて、とても親切な院長や担当の先生、看護士の方々に会えて。ラオウさん、やっぱり君は運があるわ。院長がおっしゃるように、名前が良かったんやで笑笑




