強運のラオウさん
ラオウさんは、骨軟骨異形成症でもありました。軟骨が肥大して皮膚が裂けてしまい、足から出血が見られました。一度数年前にその骨を削る手術をしたのですが、2020年1月にまた足から出血してきたので、かかりつけの病院に手術ができないかどうか相談に行きました。年齢のこともあり、手術が大丈夫か検査した結果、肝臓に影があると診断され、大きい病院でしっかり再検査することを勧められました。
2020年2月、大阪の病院での再検査の結果、肝臓に腫瘍が多数あり、箇所的にも年齢的にも手術は不可能とのこと。いつ破裂してグッタリするかわかりません、と言われました。『究極、今日かもしれないし明日かもしれません』
幸い腫瘍は悪性ではなかったのですが、多数ある肝嚢胞のうちの1つがとても大きかったのが残念でした。
ラオウさんは骨軟骨異形成症のせいで、手足がかなり不自由だったと思います。でも、その症状のおかげで、肝臓に異常があるのを発見出来たのだとも思います。
ラオウさんの病気がわかってすぐ、新型コロナ蔓延で在宅時間が多くなりました。仕事は大変になってしまったけど、その分ラオウさんを長い時間観察できるようになりました。
ラオウさん、あなたは強運だねぇ。病気がもっともっと重い病気を見つけてくれたよ。そして私、一日中しっかり介護出来るやーん!
姉曰く
ラオウさん、ここ1年半くらいはオムツ生活でした。
めちゃくちゃ可愛いのが、オシッコしたとき私の部屋を覗いて「オシッコしたの」と報告に来てくれました。もちろんウンチのときも笑 お利口さんやったね。
朝起床してリビングに行くと、まずみんなのご飯の準備。特にラオウさんは声を上げて「早よご飯入れろ!」と怒ってました笑 ご飯を食べていただきながらオムツ交換等。外出から帰ったときも、必ずラオウさんのご飯とオムツ交換。結構大量にオシッコしてたので、オムツ交換が気になって、長時間の外出は控えていました。
そんなルーティーンがなくなって、やっぱり寂しいなぁ。
すべてが面白かったラオウさん。
姉貴にLINEしてみたら、こんな回答。
姉曰く、ラオウさんはウチに来たから面白い子になったそうです…
いやいや、天然やろが笑笑
やっぱり彼の名はラオウ!
12日に虹の橋を渡ったラオウさん。
昨日の夜、小さな骨壷に入って、無事に帰宅しました。
火葬場の方が仰るには、火葬のとき煙も出ず、臭いもせず。ただ、思ったより身体がしっかりしていたようで、予想より火葬に時間がかかったと。
そして、生前の体重を伝えて骨壷を準備してもらったのですが、これも思ったより骨もしっかりしていて、用意していた骨壷には収まらず、1つ大きいサイズにしてくださいました。
いやいや、ラオウさん、あなた死んでからも「えーーー?」って思わすんやな笑
ラオウさんを見て「えーーー?」と思うこと多々。
お水に口が届いてなくてずっとエア水飲みしてたとか、右肩叩いたのに左肩の方から振り向くとか、爆睡してて揺れ起こさないとアカンかったとか、足が悪くてベッドに上がれないから毎回抱っこしてベッドに乗せてたのにある日私が帰宅するとしれーっとベッドで寝てたりとか。
可愛い可愛い可愛い可愛いラオウさん
死してなお私を笑顔にしてくれるラオウさん。
「天国で元気に走り回ってますか?」と聞きたいが、走り回ってるとこを16年間見たことがないので、全く想像が出来んがなー。



