皆さま、こんにちは。
大阪の住吉区在住、
英語が話せる整理収納アドバイザー、
はしもとえつこです。
(整理収納アドバイザー2級認定講師を目指し、勉強中)
先日、
【実家の片付け】ここまで変わる？！足の踏み場もなかった汚部屋が見事に変身！！
のタイトル記事にも
ちらっと書きましたが、
メルカリで起きた感動物語を、
こちらでも詳しく書きたいと
思います！
元々モノが乱雑に置かれ、
物置化していた
実家の3階の部屋。
↑この写真のちょうど真ん中辺り、
ピンクの座布団らしき、
黄緑色のシーツらしきものの
下敷きになり、
濃いえんじ色というか、
紫色っぽい風呂敷に包まれた
四角い大きめの物体。。。
これ、
弟がまだ小さかった頃、
祖母からプレゼントされた、
立派な「五月人形」一式が
収納された箱でした。
飾るとこんな感じ。
小さい子供もいないし、
あげる人もいないし、
でも捨てるのも心苦しい。。
ダメ元で、
メルカリに出品
してみました。
母の希望で、
「おばあちゃんからもらった
大切なものだし、
安売りしたくない」
ということで、
メルカリの相場値段より、
だいぶ高めの値段で出品。
「いいね」はつくものの、
全く売れる気配が
ありませんでした。
私「値段下げるよ」
母「ダメ。これ以上値段下げるなら、
売らない！」
私「飾らないし使わないのに、
置いといてどうするん？」
母「下げるなら2000円だけ！
それ以下は絶対ダメ！！」
私「(はぁ〜。。)←ため息」
(どうせ置いといても無造作に置いてるだけやん。。。
埃もかぶってるしさ。。。)
心の声>
2000円下げたとしても、
それでもまだ、
メルカリ市場の五月人形の
値段としては高め。
ダメ元でしたが、下げて再出品。
売れずに、「いいね」も付かないまま、
3階の物置部屋の片付けは
その間も着々と進んでいきます。
↓(右: 紫風呂敷の五月人形は依然として居座り続ける)↓
ところがある日、
奇跡が！！
「う、う、売れてる〜！！」
あの、相場よりも
かなり高い値段で
そのまま、即購入
されていました！
私は、
「あの結構な面積を占めていた箱が、
3階の物置化した部屋から
旅立ってくれる」
こともそうですが、
「この値段を払ってでも
欲しいと思ってくれた方に
もらわれていくこと」
が、本当に嬉しかったです！
そして、値段を下げない！
と言い張った母にも
やっと感謝出来ました(笑)
早速、発送の手続きをし、
無事に、ご購入者様の元へ、
旅立っていったのでした。。。
終わり。
ではないんです！
実はここからが感動秘話です。
この五月人形を発送し、
無事にお取引きが終わった直後、
なんと別の部屋から、
この五月人形の下に敷く、
緑色の大きな毛氈と、
兜の下に敷く紫の袱紗が出てきたんです。
(色んな場所にモノを分散してしまうと
こうなる悪い例。。。)
出品時は、
どこかにあるはずだと思っていた
この毛氈と袱紗が
見当たらなかったので、
商品説明欄には含まなかったのですが、
どうしても、この五月人形の購入者様に
使って欲しくて、届けたくて、
母もその思いは同じで、
後日、
メルカリ取引終了後でしたが、
送料は、もちろんこちら負担で、
「毛氈と袱紗が見つかったので、
勝手ながらではございますが、
もし良ければお使いください」
とのお手紙を添えて、
ご迷惑かと思いながらも、
送らせていただきました。
すると、数日後、その
ご購入者様から、
お礼のお手紙と菓子折り箱が届き、
なんとそのお手紙には、
毛氈と袱紗を敷いた、
立派な五月人形が飾られたお写真が
添えられてありました。
そのご購入者様はなんと、
特別養護老人ホームの
経営者様でした。
お手紙の内容が嬉し過ぎたので、
ほぼ全文、そのまま載せます。
「この度は、袱紗と毛氈を送付賜り、
ありがとうございました。
早速、施設のエントランスホールに
飾らせていただきまして、
正面玄関入ってのロビーが
華やぎました。
はしもと様の素晴らしい五月人形に
巡り会え、
私始め、入居者様80名と、スタッフも
皆ありがたく拝見し、
お福分け頂戴しております。
お心遣いに、
深くお礼申し上げます。」
と、
なんとも達筆で、
泣けるお手紙。
これを書いている今も、
思い出して、
また涙ポロリしてしまいました。
手紙を読んだ母も、
素敵な方に購入頂いたこと、
3階に無造作に置かれていた
祖母の五月人形が
多くの方に楽しんで頂ける場所に
飾ってもらえたことを、
涙を流して喜んでいました。
メルカリ感動物語。
片付けのモノ整理の過程で、
モノを捨てる以外の手段として、
欲しい方、使ってもらえる方への
手元に届けることが出来る、
メルカリという制度、
本当にありがたいです。
メルカリがあって良かった。
メルカリに助けられた
整理収納アドバイザーさんも、
たくさんいるのではないでしょうか。
メルカリ様、本当に、
いつもありがとうございます！
そしてこれからも、
よろしくお願いいたします。