小田原のお寺で学ぶ磁器上絵付けとポーセラーツ教室 -124ページ目

小田原のお寺で学ぶ磁器上絵付けとポーセラーツ教室

城下町小田原。緑豊かなお寺の一室で、磁器上絵付け、ポーセラーツの教室を開いています。
少人数のサロン形式ですので、それぞれの方のペースに合わせて、丁寧にご指導いたします。


あすなろペインター日記


これは、前回ご紹介したデミタスC&Sと一緒に手に入れました。


写真で見ると立派なプレートに見えますが、実はソーサーです。


カップがなくて、ソーサーだけだったので、お値段はすごくお安い。

でも、息をのむほどの美しさです。

薔薇はハンドペイント、まわりの盛り、金彩も素晴らしい仕事です。




あすなろペインター日記

ミントンの地は、いわゆる白磁ではないので、釉薬が透けて綺麗ですが

細かい貫入が入ってしまいます。


確か、セーブルとミントンは、独特の美しさを尊重して

ソフトペーストという柔らかい生地にしたと聞いたことがあります。


これもティファニーの注文品。


どんなカップがのっていたのでしょうか。


あすなろペインター日記


なんて素敵なカップ&ソーサーなんでしょう。

先日オークションで手に入れました。

私の大好きなティファニー&ミントンです。


ミントンはイギリスの磁器メーカーですが、ミントンに限らず、イギリスのメーカーは、以前は、はかなげな薄い地のものに手描きされた、素晴らしい夢のある磁器を作っていたのです。現在はどこも、厚手になってしまいました。


このデミタスカップ&ソーサーは、向こう側が透けて見えるくらいに薄い作りです。

すべてハンドペイント。(回りの葉や茎は、アウトラインが転写紙かもしれません)


デミタスといわれてイメージするよりも、もっと小さくてかわいらしい。




あすなろペインター日記


カメラのキャップとほぼ同じ大きさ。




あすなろペインター日記

本当に向こう側が透けていますね。

小さなソーサーですが、とても存在感があります。




あすなろペインター日記


イエローブラウンの部分が、カップとソーサーでリンクしているデザイン。


模写しようと思って買ったのですが、実物を見たら、その気が失せました。

この美しさは、この地があってこそ。

マニファクチャーの時代はいいなぁ・・・と思います。



昨日、今日と報道番組を見ていて

自分が被災地の方々のことをわかっていなかったことを

痛感しています。


心を打たれたこともたくさんあります。


その中のひとつ。


今日、式典に天皇陛下のお姿を見て

なぜあのタイミングで手術をされたのか

わかりました。


今日の式典に出席されたい、という

ご自身の強いお気持ちがあったのだと

思います。


どうしても、今日という日に

間に合わせたいと思われたのでしょう。




人の気持ちに上も下もないけれど

それぞれの気持ちの表し方があるのだと

思いました。

若林三弥子先生のブログ記事で見つけた一節。


「少しでもご参考になることを

少しでも心に残していただけることを

一心に願いながら、お話する」


http://ameblo.jp/boamesa/entry-11183248685.html


ああ、そうだなぁ、発想からしてすごいなぁ・・・と思いました。


「囲わない」なんて消極的なことを思っている場合じゃなかったわ。

こうしてブログを書いているほかは、特にお知らせもしていない教室ですが

新しい生徒さんが見えることになりました。

もうすでに絵付けをされていて、この上なぜ私のところへ???と

思うようなキャリアのかたです。


私が心がけているのは「囲わない」ということ。


絵付けはいろいろな技法があって、いい先生もたくさんいらっしゃいます。

私にわかることは、惜しみなくお伝えしようと思いますが、

物足りないところがあったら、遠慮しないで他の先生のところで

勉強していただきたいと思います。


そんなことがあってもいいように、お教えすることが偏らないように、

情報を私のところで止めないように心がけています。


うちへ見えることで、私のフィルターを通して絵付けを見るのでなく、

うちがきっかけで、世界を広げて欲しい。


生活の質が上がったらいいな、と願っています。