自作の器を使っての、「エジプト」がテーマのディナーのお話。
最後のデザートまでいきましたが、今日はテクニック編です。
「失敗は成功の元、ではなく、すでに小さな成功である」と聞いたことがあります。
上絵付けに関してはまさしくそうです。
人に言葉で教わるよりも、自分が実感として覚えたことは財産ですよね。
・・・・というわけで、「しまった」と思ったのは・・・・。
なんと!右側のプレートの神様の目がとれちゃってます。(真っ白!!)
オンゴールドといって、金彩の上に絵の具をのせる技法を使っていますが、
これは焼成温度を低くしたり、作業そのものに制約があります。
白磁の上と違って、金の上は絵の具が定着しにくいのです。
でも、お料理を食べ進むにしたがって中から神様の絵が出てきて・・・
なんて効果を期待して、真ん中の一番カトラリーが当たりやすい部分を
オンゴールドにデザインした私が甘かった・・・。
それとも、プロの厨房でなく、私が自宅で丁寧に洗っていたら、大丈夫だったかも。
いずれにしても、「目」という絵の中で一番大事な部分がとれてしまいました。
・・・・え?その後ですか?
再度焼成することはせず、マジックで目を描きたしました。
でも飾るだけならそれほど問題はなく、今まで気づいた人は一人もいません。
でも、お店からお皿を返されたときはびっくりしたわ~・・・・。


