エジプトな夜 | 小田原のお寺で学ぶ磁器上絵付けとポーセラーツ教室

小田原のお寺で学ぶ磁器上絵付けとポーセラーツ教室

城下町小田原。緑豊かなお寺の一室で、磁器上絵付け、ポーセラーツの教室を開いています。
少人数のサロン形式ですので、それぞれの方のペースに合わせて、丁寧にご指導いたします。


あすなろペインター日記

先日の作品展で、こんなコーナーがあったのを覚えておいででしょうか。
実はこの2枚のお皿には、いわれがあります。

もうずいぶん前のことになりますが、古い友人が数年に及ぶ中近東駐在から
帰国することになってそのお祝いのディナーのために作ったのです。

彼が滞在したのは、イラクでフセイン政権が倒され、日本人が人質になったり
また命を落とされた方がいらしたり・・・と大変危険な頃でした。


そして無事帰国したお祝いに私が思いついたのが、私自作のお皿による
エジプトディナーです。

お店は、シェフと親しくさせていただいている
渋谷東急セルリアンタワー内の「スーツァンレストラン陳」さんに決めました。

そしてまずアミューズ用に作ったのがこの2枚なのです。

あすなろペインター日記

タイトルは上から「砂漠の夜」と「砂漠の夕暮れ」。
黒の転写紙をカッターでカットして貼り、第一焼成。
それをマスキング、スポンングして第二焼成で完成です。

彼にはご飯をご馳走するね、とだけ告げてあとはサプライズたったので
「エジプトをテーマにした席」がわかりやすいようなお皿にしました。


あすなろペインター日記

いよいよエジプトナイトが始まりました。
まずはアミューズです。
もうこの時点で、「あれ?」と気づかれたように思います。
(仕掛けたほうは緊張して、あまり記憶にありません・・・)

お皿の数が少なかったので、1回のコースの中で
シェフには同じお皿を何回も、使いまわしていただきました。

「1番始めを砂漠プレートに」とだけお願いして、それ以外は
お任せだったので、私も次は何が出てくるのか楽しみでした。


あすなろペインター日記

これはコース途中のお魚のプレート。
アミューズとはずいぶん感じが違いますね。



この項、明日に続きます。