子どもだけど大人 | シェアリング★ルーム

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絵本セラピスト協会認定 絵本セラピスト
えっちゃんのブログ

今日、学童保育所にて
最後のお迎えを待っている1年生と2年生4人でハンカチ落としをしようとなり
さて始めようというタイミングで1年生Aちゃんのお迎えが来ました。

ハンカチ落としをやりたいAちゃんは
帰りたくないとグズり出しました。

「お母さんお迎え来てくれたし、また明日しよう」
と言っても、今やりたいとグズグズ…。

すると2年生のMちゃんが
Aちゃん母のところまで行き何やら耳打ち。

「1回ならいいって~。」
と笑顔で戻ってきました。

「Mちゃんがお願いしてくれたね。良かったね~。」
とAちゃんに声かけるとニコニコ笑顔。

そして、Mちゃんは
一番最初にAちゃんにハンカチを落としてあげて、Mちゃんもちゃんと1回で満足して終えました。

するとちょうどそのタイミングでMちゃんもお迎え。
Aちゃん母は、こそっとMちゃんに
「ありがとね」
と言っていました。

きっとさっきの耳打ちは
「最初にAちゃんにハンカチ落とすから、1回やらせてあげてもいいですか?」
というような内容だったと思います。

いやぁ~Mちゃん
2年生なのにすごいなぁと思いました。

みんなに優しくて、それぞれが納得いく方法を思いつき
先生にお願いするのではなく
パッと自分で交渉するという。

その、優しさと芯のある感覚…
学ばせて頂きました。