妊婦と、おっぱいと、脂質の関係。 | 【お薬に頼らない子育てを目指すママへ】

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お薬に頼らない子育てを応援すべく、子育てママ向けに講座を開催しています。大阪・京都・愛知。京田辺市在住です。

 

お薬に頼らない子育てを応援
honoiroですキラキラ

 
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岡崎市の誇りだと思っています
お産の、吉村医院。
 
ここでも綴っています。
 
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吉村医院が大好きな
妊婦さんやお産した人たちの集まりはーと
 
 
年に2回、そんな、うぶやの会の季刊誌が発行されています。
 
 
 
そこで、以前より、私も寄稿させてもらっていましてはーと(本当に光栄な機会だと思っています…星
 
 
 
 
テーマは、毎回、自由なのですが
今回は私の中で
熱いテーマでもあります笑
「脂質」について
書かせていただきました。
 
 
一部となりますが、こちらでも
今回の記事、シェアさせていただきますねはーと
 
 
うぶやの会の会員様
今月のかわら版で、
ぜひ、ご覧いただけましたらはーと
 
(脂質の講座に出てくださった方は繋がるのでは〜!)
 
 
 
 
 

 妊婦となり、今までの生活を今一度改める日々です。

 

 お腹に命がある、と思うだけでここまで意識が変わる自分が不思議です… 特に意識しているのが、脂質との付き合い方。今回は、脂質について書かせていただきます。といいますのも、脂質というものが体の状態に、症状に、とても大きな影響があると実感しているからです。つわりの状態や、産後のおっぱいの出、つまりやすさにも。現在の主流の考えとはまた違った視点だと思いますが、参考になりましたら^^

 

 皆様は、普段、どんな脂質を摂取されていますか^^?おそらく、家庭にありますのは液体の植物油が多いのではと思います。菜種油、米油、サラダ油…うぶやの会の皆様はおそらくこだわりの油を使われている方も多いのかなと。(瓶入りの、圧搾搾りのもの、遺伝子組み換えではないものなど)私も想いを持ち、製造されている方の油を使っていましたし、これは食材すべてに共通する、大切なことだと思っています^^

 

 

【脂質ってなあに?】

 

 脂質、というものは体にとって非常に大切な物質です。食べたものを消化し、体内に取り込み、1つ1つの細胞の膜の原材料となったり、ホルモンの原材料となったり、私たちが生きる為に必要な「免疫」というシステムを発動させるために必要な物質も私たちが食べた脂質から代謝された物質でできています。

 

 そんな脂質には大きくわけて、常温で固体の飽和脂肪酸と、常温で液体の不飽和脂肪酸というものがあります。液体の不飽和脂肪酸の中に、一価不飽和脂肪酸(オメガ9)、多価不飽和脂肪酸(オメガ6、3)が含まれます。たくさんの漢字がでてきてややこしくなってきましたが…もう少しお付き合いください。

 

 脂質というものを考えるとき、酸化、という問題をセットで考える必要があります。天ぷらを揚げた後の油は酸化していますよね。その油は、体にとって良くなさそう…という感覚はどなたにもあるのでは^^どんな脂質も、酸化した時点で体にとっては有害物質となります。では酸化しやすい油は?と考えた時、常温で液体の油です。これは化学式で脂質を見れば一目瞭然なのですが、今回は割愛します。笑


 飽和脂肪酸に代表される脂質は、反芻動物である牛、鹿、羊、ココナッツオイル、バターなどです。これらは酸化しにくい油となります。よく、飽和脂肪酸は体内に入ると血液をドロドロにする、と言われたりします。牛の体温と、人間の体温、せいぜい2〜3度の違い。本当にそうなのでしょうか。

 

 それに対し、オメガ6(ほとんどの種の油、ごま油、菜種油、大豆、等)やオメガ3(魚の油、亜麻仁油、アーモンド等)の多価不飽和脂肪酸は酸化しやすいため開封したらすぐに使いきる、冷蔵庫保存、というのは聞いたことがあるのではないでしょうか。そんなにも酸化しやすい油を37度という人間の体内に摂取した場合、それまでは未開封で酸化していなかったとしても、どんな良質な製造工程で作られた油でも、必ず酸化します。

 

 

【酸化した油は、体にどう影響する?】

 

 体内で酸化した油は、過酸化脂質という物質となり、このもの自体が体にとって有害物質、ゴミです。そのため体はこのゴミを処理しようと免疫を発動しますが、その処理作業に伴い、アルデヒド、という有害物質が発生します。(ホルムアルデヒドが発がん性物質、シックハウス症候群の原因、と聞いたことがあるのでは。これもアルデヒドの一種です。)アルデヒドはタンパク質の変性を引き起こします。具体的な症状としては、血管の内側もタンパク質。血管がつまりやすくなるのも、過酸化脂質が原因です。(=乳腺炎の原因)

 

 よく、乳腺炎を引き起こしやすい食べ物として、カレー、ファーストフード、お菓子類などがありますが、いずれも植物油を使ったものです。また、青魚などもオメガ3が多く、酸化しやすい油を多く含んでいます。(だから魚はすぐに腐敗しますよね。=酸化)

 

 私自身の体験ですが、動物性の純生クリームではおっぱいは全く詰まることなく、植物油のホイップクリームはおっぱいが張りました。(乳製品に関しては、動物達のエサの状況で脂質組成が変わるので、一概には言えませんが…これはなんでもそうですね。)

 

 そもそも、脂質、というものは食材に適当に含まれています。液体の油を使い、フライパンで炒め物、という調理方法自体が戦後から始まった文化です。それ自体が不自然なのかな、と… どの脂質も、みんな大切で必要な物質。ただ、現代の食生活が液体の植物油を過剰に摂取することになったことに問題があるのかな、と… 

 

 戦後から、アトピーやアレルギー、糖尿病、ガンなどが劇的に増えているのは、もちろん添加物の問題、環境ホルモンの問題等もありますが、現代の食生活、特に脂質も大きく関わっていると思っています。

 

 

【おっぱい】

 

 おっぱいにも脂質が多く含まれています。母親が多価不飽和脂肪酸であるオメガ6や3の植物油を多く摂取した場合、おっぱいの脂肪酸組成はそれらを多く含むものになります。

 

 もし、子どもがおっぱいを飲みたがらない、という時は、食生活を振り返ってみてもいいかもですね^^

 

 文章にすると難しく、長くなりましたが…そして、もちろん、食事は楽しく感謝して食べることが一番の大前提だと思っています^^ お母さんの手作りが子どもにとっての一番の栄養だと思っています。

 

 食べたもので、私たちは出来ている。お腹の子も。

 

 家族の食べるものを作る、ということは、本当に素晴らしく大切な営みですね。

 

 今後の生活で、参考になりましたら幸いです^^

 
 妊婦になって
改めて
食事、脂質、

大事だなぁと、、

もちろん
それだけじゃないですが(^_^)ノ


食材を
脂質、という
側面だけで
見るのもねっ


でも
でも


知っておくだけで
選択が
その先が
かわってくるのかなぁと❤

そんなことを思っています(^_^)
 
 
 
 
 
   

 

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