german culture -2ページ目

最近のドイツおよび日本社会の変化に関するシンポジウム(5/8)

政治経済学部在籍中の学生さんには周知のことかもしれませんが、

5月8日に、国際交流基金で、昨今における日独の社会変化に関するシンポジウムが開催されます。


大学関係者も出席しているようですし、ドイツからも参加者が来るようですし、昨今のドイツ社会情勢の分析に関心がある人は、ぜひ参加してみて下さい。


日本では原発事故以降、とくにドイツの緑の党がクローズアップされる傾向が強いですが、ドイツ国内ではむしろ海賊党の方が、注目を集めていますね。個人的にはドイツとEUの政治関係、ドイツとECB/IMFの経済関係、また2013年の選挙uswについて関心がありますが、、、


事前申込締切は4月27日までなので、お早めに。


http://www.kas.de/japan/ja/events/50569/

ドイツのお笑い(3)

ドイツ語圏のお笑い文化として、4年前にdoppelconferenceや2年前にIngo Appeltについて紹介しましたが、

最近、僕が個人的に面白いなと思うドイツのお笑いタレントは、フォルカー・ピスパース(Volker Pispers)です。


お笑いといっても政治風刺家系なので、日本でいうと、

内容的にはザ・ニュースペーパーに似ているかもしれません。


最近は、なんといってもSteuerに関する風刺話を聞くと、気分がすっきりします。

日本の国会では増税論議が活発ですが、高税率のドイツやヨーロッパだって、

みんなが高い税率に納得しているわけではありませんから。


経済的に豊かになりつつあるアジア太平洋地域においても、

お笑いの人々が、わずかな勇気とユーモアで、

政治に批判精神を吹き込んでいくと、政治の質が上がるかもしれませんね。

今話題になっている元大連市長の件などは、

これからのアジア政治の変化を考える上で軽視できない事例かもしれません。


アジア太平洋の大手メディアが政治家を知的建設的に批判できない記事や映像を見るたびに、

まだまだお笑いカルチャーや風刺カルチャーに発展可能性が残されているような気がします。










ヨーロッパ、アジア太平洋、「国際トルコ学?」

昨今のヨーロッパ地域とアジア太平洋地域の国際環境を比較してみましょう。


ギリシャ債務危機の対応に迫られるヨーロッパ地域のアクターたち、とくにドイツ、フランス、トロイカ(IMF、欧州中央銀行、欧州委員会)、またやや距離を置いているかのような感じの

イギリスの動きを見ていると、アジア太平洋地域における
「中国の台頭」への対応に迫られるアメリカ、日本、韓国、ロシア、インドの動きが気になってしまいます。


アフリカの旧宗主国であり南欧での影響力を維持するフランス、単なるヨーロッパであるのみならず旧大英帝国時代の遺産を生かすイギリスと比べると、
ギリシャ問題処理について積極的に関わらざるをえないドイツは、やはりヨーロッパ地域意識が強いと思います。


それに対して、中国との関係において、政冷経熱関係を演出するアメリカ、北問題をかかえる韓国、

国境問題をかかえるロシア、多くの点でライバル意識を燃やすインドと比較すると、日本は主に

中国の経済発展を取り組むことで、まずは自国経済の復活と発展を促進させることに関心があるように見えます。

経済的に見れば、ヨーロッパと比べると、アジア太平洋の方が、
経済規模が大きいので、マスコミ的には注目されますよね。


しかし歴史的に見れば、ヨーロッパの方が地域連携の歴史(いまでもEUは拡大中)が長いので、
まだまだ検証する必要があると思います。

これからのヨーロッパにおいては、英仏独のみならず、イタリア(とくに金融界)、スイス、ノルウェー(北欧のどこか)、オランダ(ベネルクスのどこか)、ハンガリー(東欧のどこか)、エストニア(旧バルトのどこか)
アジア太平洋においては日米中韓北露豪NZ印のみならず、台湾、シンガポール、モンゴル、ミャンマー、パキスタン、ネパール(南アジアのどこか)の動き、インドネシア(ASEANのどこか)、アルゼンチン(南米のどこか)こういった地域に、ますます関心を高める必要があると思います。


ちなみにトルコは、地政学的、文化的、政治的、経済的、さまざまなジャンルによって、

また時代によっても、どの地域に属するのか変わりますね。


トルコ、イラン、サウジ、エジプト、湾岸諸国、イスラエル、アメリカ、欧州、ロシア、中国、アフリカ、南米、、、

トルコから見ると、世界の力学バランスはまた違った姿に見えてくることでしょう。

ちなみにトルコといってもイスタンブール、アンカラ、ボドルム、アナトリアのみならず、

ベルリン、ハンブルクやパリ、またアシガバード(トルクメニスタン)などにもトルコ系の人々(クルド人など)は暮らしています。


「国際日本学」に真似して、「国際トルコ学?」が必要なのかもしれませんね。