折も折、アンドロメダ大銀河(M31)との最接近が数日後に迫ってきました。4月4日の夜と5日の朝には離角4°程度にまで近づきます。高度などから見て、朝の方が条件的にはよさようです。そこで、リハーサルとして、また、どの程度近づいてきているのかを確認するためにも、事前に見ておく必要があります。4月1日、快晴チャンス。低空時から視野に導入するためには、水平線が見える場所へ。
宮古市の浄土ヶ浜に到着したのは31日23:00ごろで、まだ雲がだいぶ流れています。準備を進めるうちに、予報どおり西から快晴の空が広がり、下弦前の月が浜を照らします。その月も山陰に隠れた03:00ごろ、彗星は水平線上に出ているはずです。が、東の低空には、流れていった雲が高度5°ほどまでたまっています。雲が流れ去るのと彗星が昇るのと、競争です。
M31はその30分前には昇り始めていますので、そちらを先に視野に入れてからモニターで彗星を探します。両者の距離を確認しながら、適当な焦点距離を設定します。まだ離角は7~8°ありますので、望遠120mmが今回はギリギリ。最接近当日はこの半分の距離まで近づきますので、200mm以上の望遠でとらえられそうです(天気さえよければ)。

右に彗星、左に銀河
すでに時刻は4時を回っていましたが、彗星本体のアップも撮影しておきます。300mm望遠と1000mm直焦点の2点を保存。日の出1時間前となり、空はすでにうっすら青みがかっています。暗夜であれば、もっとはっきりした尾が広がって見えるはずですが、こればかりはしょうがない。条件が整う時を待つしかありません。今後、徐々に光度を落としながら、高度は上げてきますので、5月までずっと追い続けていきます。

アップ画像