パンスターズ彗星との二度目の対面は山頂の展望台 | イーティーズ・プレイスの星空観測行

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岩手の移動天文台、「イーティーズ・プレイス」による、星空と天体の観測記録。 http://www.justmystage.com/home/etplace/

3月10日の近日点通過、14日の初対面、そして二度目は19日。天気の具合がどうも思わしくありません。二度目も沿岸は宮古市で、今回は重茂半島の月山展望台へ。標高450mほどですが、国道45号線から半島の県道に入り、頂上へは砂利道(石ころゴロゴロ道)で上ります。400mほどを4kmの道のりですから、平均斜度10°ということでしょうか。片側が全線断崖ですので、緊張を強いられる「ドライブ」です。

頂上付近は西側が吹きさらしで、この日も素晴らしい強風が、時折車を揺らすほどに休みなく舞っています。見晴らしは素晴らしく、宮古市街全域と宮古湾から浄土ヶ浜、真崎海岸、そして北のリアス式海岸が一望です。西空は・・・低空に薄い雲が広がっていますが、そこまで沈む前に彗星の姿はとらえられそうです。方角から見て、ちょうど市街地中心部の上空に見えているはずです。



日没30分後の宮古市街。山並みの左端は早池峰山?


浄土ヶ浜付近

パンスターズ彗星は、予報では4~5等級。星の等級とは違って、彗星全体の光を集めて得られる値ですので、この等級だと、特に月明かりや街灯りがあると肉眼では到底無理です。カメラ頼みで何度か試し撮りをして、「いたいた」とするしかありません。市街地とともに写したい気がありましたので、極端な望遠にもできず、ギリギリ、点のような写り方が精一杯です。


18:35、少し高度がある時間


18:40~18:52、2分ごとの画像を合成

この後無事に下山し、通常観測のために山田町に移動。月が沈むまでに画像処理・・・しているうちにどんどん曇り、やむなく断念。例によって、途中の道の駅で熟睡の後帰宅。ちょっと休んでから出かけようとしたら、リアのタイヤがパンクしているではありませんか。月山の、とがった石ころをずいぶん踏み越えたからなぁ。今月に入ってからパンクは二度目。今どきのタイヤって、そんなに傷つきやすいかしら。運転のせい?走行場所のせい?

今回は、三日の予定での遠征でしたが、結果的に二日だけ。18日のGPV最終更新予報で、夜半過ぎから沿岸地域が快晴になりそうでしたので、天の川とISSの撮影のために深夜に出発しました。そして、予報どおり、02:00過ぎ頃からスッキリとした星空が現れ、それまでの強風もピタリと止むという好条件。浄土ヶ浜周辺で、望遠鏡による通常観測と合わせて、短かいながら充実の時間。



浄土ヶ浜、舘ヶ崎展望台から重茂半島と天の川


御台場展望台から見下ろす浄土ヶ浜とISSの光跡