初日(19日)は久慈市からスタート。国家石油備蓄基地を見渡す対岸に、北の低空をISSが通過する時間に合わせて到着。基地の照明が明るく、感度を下げて短露出での撮影ですが、ISSは暗めでしたので、どうにか光跡が追える程度となりました。あたりは強風が吹き抜け、三脚を押さえての撮影です。
ここは、ほぼ復旧したのでしょうか。昨年は、周辺が立ち入り禁止だったのか、画像がありません。HPには、3年前に撮影した画像を併載しております。その後、アンバーホール(久慈市民会館)に立ち寄って比較明撮影。1999年2月開館です。この後、野田村から普代村、田野畑村まで南下しました。風が強い夜でしたので、比較明撮影はできず、1枚撮りが中心となりましたが、去年の画像と比較することはできます。

国家石油備蓄基地(久慈市)右上は北斗七星

十府ヶ浦(野田村)ここは去年と変わらず

普代浜(普代村)海が深くまで入り込んでいます
翌日は、所用で大船渡市を訪れた後に撮影を開始しました。最初に訪れたのは同市越喜来でしたが、雪が降ったり止んだりで、後の予定もあることから、撮影は諦めて移動。釜石市~大槌町~山田町と北上しながら、昨年撮影した場所を訪れ、やはり強風が常時吹いていることもあって、1枚撮りとしました。

唐丹湾の防潮堤(釜石市)変わらず

大槌町庁舎、保存か解体か

鯨と海の科学館(山田町)瓦礫類の集積処理場
21日は、田野畑村の北山崎へ。関係者のご厚意により、園地内まで車を乗り入れることができ、皆さんと月や木星を観望した後、通常観測としました。月明かりが強くなってきており、暗くて淡い星雲や銀河の撮影は困難でしたので、二重星中心の観測・撮影としました。月没後は、快晴無風の中、文字どおり降るような星空が開け、わずか1時間程度ながら、「夏の星座」の星雲を何枚か。
この時期、明け方近くには天の川がけっこうな高さまで昇っています。夏の大三角の一つ、こと座のベガは50度近くまで。見渡すと、太平洋上には、カシオペアからさそり座までが広がっています。ここ数日は、異常なほどの低温が続き、その分冴えた星空が広がっています。うっすら雪化粧の「海のアルプス」と天の川の組み合わせを撮ることができました。来月には、動画用の撮影ができそうです。

魚眼により前景は小さくなりました

夏~秋の天の川全景
一旦帰宅しましたが、24日と25日はISSが興味深い通過をします。M31(アンドロメダ大銀河)とM33(さんかく座の銀河)の間を通って見え終わるのと、M44(かに座のプレセペ星団)のすぐそばを通って見え終わりです。天気予報では、両日とも晴れそうなのは、やっぱり沿岸のようです。満月に近い月明かりの中で、銀河・星団はどのように見える(写る)のか、行ってみるしかないようです。