地球照12月編も終了 | イーティーズ・プレイスの星空観測行

イーティーズ・プレイスの星空観測行

岩手の移動天文台、「イーティーズ・プレイス」による、星空と天体の観測記録。 http://www.justmystage.com/home/etplace/

12月の新月は13日。日の出が遅く、日の入りが早いこの時期には、その前後に細い月と地球照がきれいに見られます。今月の狙い目は、10日から12日の早朝と、15日から17日の夕方です。前半は、沿岸部での予報がまずまずでしたので、9日から出かけ、そのまま滞在の上で観測・撮影に臨みました。

月の出の方位は、新月に向かって南に移動していきます。一日に10°弱の移動ですので、三日分で一枚にまとめるとちょうどいい感じになります。が、10日の朝時点で早くもアウト。月の出直後から雲が出て、そこそこ昇るまでずっと月は隠れたまま、という状態でした。11日の朝も、月そのものが見える時間帯はありましたが、昇る過程の大半は薄雲の中。



12日の、昇る月と地球照・金星・水星


11日と12日の月と地球照

新月前の月と地球照、また来月に再トライとなります。そして、新月のあと。天気は内陸・沿岸ともに芳しくありません。もう最初から諦めて、見られる日だけ、撮れそうな日だけ、と割り切りました。結果、16日の夕方だけ、西の低空に厚い雲が居座った中、1時間弱の撮影ができました。


16日18:56~19:17、右の雲の中に岩手山


前後での、ほぼ同じ細さの月くらべ

観測を予定していた6日間のうち、ほぼ全過程で撮影ができたのは、12日の朝だけという結果になりました。今さらながら、相当にハードルが高い撮影です。ここ数年一度も成功していませんが、太陽の出没の関係上、3月ごろまでは挑戦できそうです。

今年も残り半月。これといった「天文現象」こそありませんが、通常の、恒星・星座・星雲・星団・銀河・・・などなど、観測・撮影の対象は尽きません。再撮影に取り組んでいるものもあり、晴れ間を見つけては出かけていきます。