予報では、台風の影響で、30日の天気だけがどうも怪しげでしたので、前日から撮影に出かけました。29日は、雲は多いながら、時折晴れ間も出る状態でしたので、きれいな月が見えました。そして30日は、やはり日中から厚い雲に覆われ、月の出の頃には完全に曇り、雲を通しての月見となり、夜遅い時間からは雨と風で完全にアウト。

30日だけが・・・
10月に入り、最大の狙い・見所は2つの流星群(8日の、かつて「ジャコビニ」と呼ばれた10月りゅう座と、21日のオリオン座)ですが、その前に、3~4日の、金星とレグルス(しし座)の接近、5~6日の木星と月の接近も見ておきたいところです。特に金星とレグルスは、最接近時には1度を切るほどの近さですので、やはり観測しておくべき対象です。

金星とレグルス
3日朝の空は、薄い雲が広がり条件としてはよくありませんでしたので、望遠鏡の直接焦点(1000mm)で、敢えて高感度長秒露出での撮影です。両星の光度差は5.5等ほどですので、明るさの違いは100倍以上です。金星は、半月を少し過ぎたくらいの、ややふっくらした形に見えています。最接近の4日朝は完全に曇りで、残念ながら今回は観測できませんでした。
レグルスは、天の黄道(太陽の通り道)付近に位置する4つの1等星(ロイヤルスター)の1つですので、月や惑星が近くを通る機会が結構あります。次回、これほど接近するのは2014年9月(条件は良くない)と2015年10月(「惑星集合」のおまけつき)で、ぜひ晴天を願いたいところです。

月暈の中の木星、電柱のあたりにオリオン座
木星と月ですが、天気予報が思わしくなく、端からあきらめて外出していましたが、深夜には雲を通してボンヤリ見えているではありませんか。目元、足元をふらつかせながらw、三脚での固定撮影となりました。離角は4度ほどですので、大接近というほどでもなく、ここのところ毎月見られる光景でもあり、一つの記録写真として、ということで。

500mm望遠だと画角ギリギリ
明月、金星とレグルス、木星と月、と、天気に恵まれない日が続き、いや~な感じのサイクルに入り込んだ気分です。スッキリ快晴の空がなかなか訪れない今年の秋ですが、来週からに期待して、流星群を契機に残り3ヶ月の天文現象あれこれを観測・記録していきます。まずは8日の夜。流星群の極大は20:00ごろの予報です。月明かりなく、輻射点も高いですので、ぜひどうぞ。