天の川はすでに西に傾きつつあります。盛岡市玉山区の渋民公園から啄木記念館へ。次いで雫石町の小岩井一本桜。最後に休暇村網張温泉。網張は、星景撮影の後、金星とM44(かに座のプレセペ星団)の接近、そしてISS(と、HTV「こうのとり」)の観測と撮影の予定です。薄明前には月齢27の細い月も出てきます。地球照チャ~ンス。

渋民公園。今回は天の川メインでタテ版

網張。右下には、昇り始めた金星の輝き
天の川:星景が一通り済んだころ、月が山際から顔を出してきます。極細の頼りなげな姿に、肉眼でも地球照が確認できます。M44は、金星の光が強くて、肉眼ではちょっと難しい状態。木星も加わり、東の空は超豪華です。それにしても、金星の動きは速い。ついこの前まで木星の近くにいたと思っていたら、もう「春の星座(現在はしし座)」に入っています。

あえて、ちょっと雲がかかったバージョン

金星は、秋らしく「コスモスバージョン」でM44とともに
さて、ISSの通過時間が迫ってきます。04:29の見え始めということで、日の出40分前、かなり明るくなっています。感度と露出を調整して試し撮りをしながら、その時を待ちます。今回は、ステーションから放出されたHTV(補給機「こうのとり」)が、ISSの後方を航行しているので、空の状態が良ければ見えるかもしれません。が、直前から薄い雲が広がり始め、朝の薄明も重なって残念ながら確認できませんでした。ISSは光度0.5等級、HTVは5~6等級なのでしょうか。次回に期待、ということにしました。

シリウスの下あたりで最大仰角23度
久しぶりの完全徹夜の帰路、雫石あたりは濃霧、盛岡は分厚い雲に覆われ、地域選択と作戦に間違いなし、と満足の一夜。天の川は、あと1~2カ所の撮影を残すのみで、その後は組み合わせて動画作成。今月中のものになりそうです。ISSもまた好条件で見られる日々が続きます。農作業(お彼岸用中心の秋物小菊)もあるし、合間に星見て・・・あぁ体がもつかいな?などと思っていたら、予報では向こう一週間はほとんど曇り、っていやがらせ?