29日には、ISSが岩手県北部上空を通過しますので、盛岡でも最大仰角が70°以上、光度は、ISSとしてはほぼ最大の-2.3等の予報です。県内全域晴れの予報でしたので、どこで見てもいいのですが、北西に見え始め、頭上を通過して東南東までという長径路でもあり、見え始めと見え終わりの両方を画角に収めたいということで、撮影方向が調整できる、陸前高田市の一本松へ。

見え始めの北西方向

見え終わりの東南東方向
両方向とも撮るには撮りましたが、見え始めの方は、何の写真か分からない感じ、見え終わりはあまりに中途半端、ということでこの2枚はずばっとボツ。見え始め画像に、金星と木星を入れることにこだわった結果、ヨコ版にしてしまい、せっかくの長径路を活かすことができなかったのが最大のミスです。それに伴って、見え終わり画像も何も考えずにヨコ版にしたことで、ほんのちょっとしか写らなかったということです。両方ともタテ版にしていれば、もう少し見られる画になったかと。
気を取り直して比較明撮影へ。陸前高田市街は、瓦礫は撤去されたとはいえ、その後はほとんどそのままで、海側に集積された状態が続いています。どのような復旧・復興になるのか、なかなか先が見えない状況でしょうか。近辺でほとんど唯一残された、「道の駅高田松原」の建物の上から撮ってみました。(旧)市街地中心方面と高田松原方面です。

降ったばかりの雪がとけず
撮影直後には曇り始めましたので、この日は終了し翌日へ・・・さて、3月に入り、その初日が下弦の月です。ISSの撮影も兼ねて、宮古市に入り、運動公園の瓦礫集積地へ。ISSは南天低く通過し、光度も0.4等と、暗めの光跡です。

地内では瓦礫の処理施設(?)が稼働中
遅い時間からは北部が曇ってくる予報でしたので、ここから南下して山田町へ。市街に入る手前、運動公園内に設けられた、県立病院の仮設診療所を撮影。

多くの関係者が頑張っておられます
さらに南下して釜石市へ。市内を通行中、新日鉄前の国道283号線の街路樹にシカが集まってなにやら食事中です。一頭が道にはみ出してきてあやうくぶつかりそうになりビックリという場面も。あれは何の木なのでしょう。シカの表情は、もちろん分かりませんが、「うまそうに」食していたようには見えました。月が傾き始めるまで一通り撮影し、あとは時間が許す限り、どこかで土星などを観測して帰ることとしました。
が、軽く観測、のつもりが結局いつもの大船渡まで移動・・・したまではよかったのですが、大気の状態が思わしくなく、湿度も高く、空全体がもや~っとした感じです。時刻は3月2日01:00。望遠鏡の設置は見合わせ様子を見ることに・・・したまではよかったのですが、睡魔の襲来により、薄明るくなるまで車の中でぐっすり寝ちゃいました、とさ。なにしろ、気温が前日より10度近くも高く、いつものとおりに着込んだら暖かくなっちゃって・・・。