「大寒」の名のとおり、内陸地域は再びの真冬日の連続となりそうです。それに伴って、曇りや雪まじりの天気予報がしばらく続きます。こういうときは、沿岸は乾燥して晴れる日が多くなります。ただし、北~北西の風が吹きつけることは覚悟しなければなりません。海も荒れ模様です。
この時期は、冬至からはだいぶ日にちが経過したとはいえ、夜の時間がまだまだ長く、秋の星座が沈む早い時間には冬の星座たちが南中しており、それらが西に傾きかけた頃には春の星座、そして朝方未明には夏の星座まで顔をそろえてきます。寒さにさえ耐えられれば、じっくり腰を据えて、ほぼ一年分の星空を堪能することができます。
しばらく前に、HPの整理をする(不要な、あるいは人に見てもらうには不出来な画像をバッサバッサと削除)ことで、容量にやや余裕ができ、「メシエ天体コレクション」のページを追加しました。撮りためた写真もありましたので、「星雲」「星団」「銀河」「M天体以外」と分類し、小望遠鏡でも見える、撮影できるものに絞って掲載しております。そして、今宵も画像を追加すべく、狙いを絞って、そして再撮影も試みながらの一夜と相成りました。

M天体だけではないのです
星雲・星団・銀河の撮影が中心とは言っても、他にも見ものが盛りだくさん。その中でも、見やすい四惑星が一晩で見られます。比較のために、同倍率で並べてみました。明け方には話題のガラッド彗星が6等台にまで明るくなってきて、真っ暗な空ならばそろそろ肉眼でも見えそうなほどです。実は、望遠鏡のファインダーで探していた時に、一瞬ですがM92球状星団を彗星と勘違いするところでした。M92は5等星クラスですので、そこまで明るくなっているはずはない、とすぐに判断した次第です。もっとも、ガラッド彗星とM92は、2月3日にかなり近づきますので、こちらも見逃すわけにはまいりません。
さて、合間に惑星や彗星などを観測・撮影しながらも、メインの星雲・星団・銀河は着々と、次々と視認しては撮影、もう機械的です。もちろん、すべてのコマが採用というわけではありませんし、見栄えのしないものや、強風によって乱れた画像などはボツとなります。今回追加した主な画像は以下のとおりです。

銀河

球状星団

散開星団

惑星状星雲
銀河系には、そして大宇宙には、文字どおり星の数ほど、そして数え切れないほどの星雲・星団・銀河が浮かんでいます。月や惑星ももちろんですが、これらの天体は何度見てもわくわくします。自分の、そして地球と人間の現在・過去・未来を垣間見ているような気持ちになり、生命が存在していることの理由と命の来し方行く末を考えるヒントになるのでは、といつも思っています。
話変わって、25日は二日月、26日は三日月ですが、地球照の月が沈んでいく光景をどこかで見たいもの。特にも、26日には月のそばに金星が輝いていて、そろって地平線・水平線に沈んでいくところが見られます。月没が20:00頃と、暗くなってしまいますが・・・。天気から判断して、やっぱり沿岸でしょうか。そうなるとやっぱりあそこしかないんです。