しかも、天体の自動導入と追尾に欠かせないPCコントローラーがダウンしてしまうというハプニングにも見舞われ、ある意味散々。もっとも、新月直前の、ほんとの暗夜(月明かり・人工光なし)の中で、冬の天の川やアンドロメダ銀河の肉眼での見え方には久しぶりに感動しましたし、かなり暗い流星までたくさん見えたことは収穫でした。25日には一旦帰宅してコントローラーの入院手続き。液晶その他の不具合らしく、全治一週間程度の見込みです。
その夜、根腐れ等による衰弱が伝えられている、陸前高田市の一本松へ。予報では全メディア「晴れ」です。歩いて近づいていくと、前には聞こえていた、海水くみ取りポンプの音が聞こえてきません。撤去されたようです。何となく放置されて、ポツンと立っているように感じましたし、心なしか樹勢にも衰えが感じられます。空を見上げると、一面の雲。この夜は結局、晴れだしたのは21:00頃からで、夜半までは雲が多いながらどうにかもったものの、最後は一面雲に覆われてアウト。
一日おいて27日。天気予報は各局ばらばら。終夜晴れの予報はIATとNHK、気象庁その他は20:00前後から曇り。この日は、二日月と金星が接近する様子が見られます。どちらも沈むのが早い時間ですので、明るいうちから準備が必要です。夜の天気は不安でしたが、一本松と月(地球照)の写真でも撮りに、の気分ででかけてみました。

実際の月はこんなに小さいです
風もなく、しばらく快晴が続きそうです。ここでは、南天~西天、そして東天については微速度動画を撮影しています。北天については短時間撮影のみですので、天気が許す限り、長時間撮影を敢行。17:18、まだ薄明が残る中での撮影開始。北斗七星が昇りきるまで約6時間の長丁場です。しばらく快晴が続くのですが、湿度が異常に高く(90%以上)、空全体がモヤ~ンとした感じです。

撮影の合間に、サブのカメラにて。沈む「夏」の大三角

オリオン座・ふたご座・冬の大三角

北斗七星が昇りきったところ
七星が昇る過程の後半、5つ目から7つ目までの星が昇る時間帯にかなり雲が出て、「やっぱりダメか」と諦めかけた頃、北西からすう~っと雲が晴れて、短時間でしたが快晴が訪れて、昇りきった北斗がその姿を見せてくれました。「奇跡」の一本松のなせる業でしょうか。
一本松と北天の星々微速度動画(YouTube)
11月末~12月初旬は、曇り~晴れ~雨~雪と、毎日天気が変わりそうです。なかなか観測計画も立てられず、撮りためた画像の処理などが中心となりそうです。10日(土)~11日(日)の皆既月食に向けて、さてどんな撮影スタイルにしようかと、今のうちから備えつつ。数年に一度の、最高条件の皆既月食。晴れてね。