その気にさせたのは、高田松原の一本松。津波に耐えた、あの「奇跡の一本松」です。その松の木が、海水の浸食などにより危ないということで、こも囲いをしたり、根回りに鉄板を埋め込んだりと、養生に全力を挙げているということ。応援のつもりで、自分にできる「写真撮影」の決行に及んだ次第です。
折良く、23:00過ぎには、低空ながらISSの通過もあり、星々の日周運動写真とともに渾身の1枚を狙います。月の出は21:30。ということは、街灯りはないはずなので、22:30ごろからの撮影になりそうです。念のために早めに出発し、22:00前には現地に到着。
松のある場所近くには、一般車は立ち入り禁止となっていますので、少し離れたところに駐車し、現場までは少し歩きます。松の木の直前まで来たところで、急に脇から軽トラックが現れ・・・ナンバーを見たら、何と「北九州」!木のそばにはテントやプレハブ、あるいはキャンピングカーなどがあり、あちこちから来たボランティアか、復旧作業・保守点検に当たる方々なのでしょうか。
撮影は、木の南側に回り、北天の日周運動と一本松の組み合わせとしました。ISS通過の時間帯を入れて、90分程度を予定しました。が、30~40分したところで、ISSの方角を少々読み違えていたことに気づき、結局50分の撮影後、少し移動してISS、ということに。

北斗七星が沈んでくる構図

昇るカシオペアとともに
そして、移動。先日、雲により撮影できなかった、平泉町の束稲山へ。北上川を前景にした、山全体という構図です。時間的に、明るい星がほとんどないこともありましたので、やや望遠気味で短めの露出としました。

薄い靄のような霞のような霧のような
再移動。奥州市胆沢区の、「散居集落」へ。「エグネ」と呼ばれる屋敷林に囲まれた住居が、田畑の中に散在している集落です。ここは、約1年ぶりの再撮影です。

遠く山並みはここも霧か霞か
どうも、カメラの素子(?)の具合なのか、メモリーカードの案配なのか、紫がかった発色が目についた夜でした。月明かりの方向、というわけでもないようなので、やはり修理が必要か?Yオークションで、望遠レンズ付きのレンズキット(つまりレンズ2本+本体+付属品一式)が2万円台で出ていたのを発見しましたが・・・。迷う、迷う、迷う。修理の見積もり次第、ということで。