内陸はずっと曇りや雪の予報だったので、沿岸に遠征するしかない。地上風景も入れることを考えれば、浄土ヶ浜がベストでしょう。
ということで、22:00発、00:00着。ところが!駐車場から浜に下りる道路が何と通行止め(立ち入り禁止)。これは想定外のことで、しかも全天厚い雲に覆われ、歩いて浜にたどり着いても、天候によっては無駄足になる可能性大。
北?南?結論は、GO SOUTH。時間的なことも考えつつ、いつもの蛇ヶ崎(陸前高田市)も頭をよぎったが、釜石市あたりで快晴の状況だったので、大観音を遠望する海辺の岩壁へ。無風で湿度が激高。カイロを忘れてきたので、なかなかに厳しいかも。
03:00過ぎ頃から、ポツリポツリと、それらしい流星が散見されたものの、いずれも「小」で、写りそうにもない程度のものばかり。一部の「予報」では、04:00過ぎから出現が増え、05:00台には1時間当たり数十個の流星が見られるであろう、となっていたので、じっと我慢の時間。
カメラのレンズは、恐れていたとおり、十分ぐらいで曇り始め、車の暖房で暖めながらの撮影が続きました。アイドリングストップが常ではありますが、今夜ばかりはしょうがない。
06:00頃まで粘ってはみましたが、画角を大きくはずれた、長い径路の「中」が2個だけという寂しい結果に。そんな中で、流星ではないが、「火球」を思わせるほどの人工天体が偶然にも画角内に。「ひょっとして国際宇宙ステーション(ISS)か」とも思いましたが、帰宅後の調査ではそうではないらしい。他の人工衛星と思われます。

北斗七星と人工天体。写真判定では、-1~-2等級程度と思われる
常に全天を見ていたわけではないが、予報を遙かに下回る出現状況で、がっくり疲れて帰ってきた次第。十年ほど前、静岡まで遠征して観測した際、富士山に突き刺さるような大火球を目撃・撮影したが、その時のネガ(およびプリント)がどうしても見つからない。引っ越しなどのドサクサに紛れて行方不明です。いい写真だったのだが。
昨年に引き続き、今年も流星群には嫌われそうな予感がしてならない。もっとも、今後の流星群は、大物はいずれも月明かりなどで条件的にはあまりよろしくないものばかりのようです。
気持ちを切り替えて、次のターゲットは「水星」。9日(日)早朝、金星と水星がそろって西方最大離角(最も高度が高くなる)を迎えます。水星は、望遠鏡では何度か見てはいるものの、撮影はまだなし。条件がよければ、半月状に欠けた姿を激写できるかも。