金星の出も日々早くなり、03:00過ぎにはもう東の空にギラギラ輝くその姿を目にすることができます。その前に、まだまだ十分な明かりの月の下で、何ヶ所か撮影しておきたい。
国道455号経由で岩泉を抜け田野畑村へ。玉山区の峠筋には多数の倒木。猛烈な風雪であったと推測されます。大坊峠あたりは通行止めになっているという情報も。さて、田野畑は思惟大橋の下。快晴なるも、やはり風が強く、北~西から小さな雲が猛スピードで流れています。
やっと雲が切れたのは22:00過ぎ。4基の照明のうち、2基が消灯。撮影を開始。時折突風が吹く中、1時間ほど撮影したところでバッテリー切れ。しかも、画像処理後に確認したところ、ほんのわずかにカメラがぶれたようで、拡大してみると星の軌跡にもズレが。要再撮影。

谷底から見上げる思惟大橋。昇るのは北斗七星

強拡大してみると微妙なズレが
あちこち移動して、宮古市日出島。もうすぐ金星が出てくる時刻。激しく波が押し寄せ、今にも防波堤を越えてきそうな勢い。しかも、撮影を始めたとたんに西から雲が次々と流れてきて島の上空にかかってきてしまい。

日出島。金星が出る直前、このまま雲に覆われることに
北の方向は晴れていて、潮吹穴からしぶきが立ち上るのが見えます。月明かりが残るうちにと、撮影を始めてみるも、やはりこちらも徐々に雲が広がってきて、結局断念。

波は荒いが、南西の風で潮吹はさほど大きくならず
ここでそのまま金星観測の予定でしたが、どうも雲行きが怪しいと判断し、北に移動。田老町の真崎海岸へ。沼の浜キャンプ場を目指しましたが、海辺の道路は通行止め。道には砂が厚く積もっている状態。浜の砂が吹き飛ばされて積もったのか、波をかぶって砂が運ばれてきたのか、いずれにしてもどれだけの風が吹いたんだ、ということ。

半月状の金星。だいぶ見かけも小さくなって、まだまだ明けの明星が続く
無事観測・撮影を済ませて帰路に。宮古市街を抜けたとたんに雪が舞い始め、川井からこっちはずっと雪。その雪は日曜日までずっと降り続けることになる。