さて、月齢9、沿岸部は快晴、ということで、北部中心に比較明撮影に出かけました。計画では、久慈~普代~宮古~山田、そして月没後はどこかの海岸でハートレイ第2彗星、木星、土星、金星の観測というところ。
行きの葛巻は雪が舞っています。平庭高原はうっすら雪化粧。久慈市山形町を過ぎたあたりからスッキリした青空が広がってきます。
暗夜までやや間があったので、久慈市内のスーパーに立ち寄ったところ、元同僚(の大先輩)とばったり遭遇。十数年ぶりでした。「今何やってんの?」から始まり、当時のあれこれを立ち話。今夜はいいことがありそうな予感です。
久慈市、長泉寺の大公孫樹。ひょっとして葉が落ちているかと思いきや、樹齢1100年の老大樹は今が見頃の紅葉真っ盛り。堂々の枝ぶりで、風に揺れています。
撮影開始15分ぐらいで、境内に車が進入。あやうくカメラが轢かれそうに。ご住職を訪ねてこられた市民の方のようで。そこから撮り直しを含めて、結局一時間は木の前に。折からの強い西風にさらされて寒い、寒い。

今年唯一の「紅葉」写真
南下して普代村、黒崎展望台。風はさらに強まり、北西からまともに吹き付けてきます。撮影を開始したものの、風に耐えられず車に避難。カメラは自動連続シャッターにしてほったらかし。30分ほどが経過し、風は止む気配なし。このままでは三脚ごと吹き飛ばされそうなほどで、危険回避のために撮影は終了。何とかブレもなく、短めの露出ながら雄大な景色が描写できたかと。

普代・野田・久慈方面の海岸線を一望
次は宮古市の浄土ヶ浜。5~6度は撮影に訪れてはいるものの、「これぞ」という1枚がなかなか撮れない大物です。月明かりはまずまずながら、風が依然強く、波が高い状態。外海は大荒れ、内海にもさざ波が立つほどです。ちょうど昇るオリオン座とふたご座が入りアングルとしては上々。

波のせいで海面には星の軌跡は写らず
さらに南下し、山田湾へ。山田町に入ったあたりから雲がわき出し、西から東にどんどん流れていき、東には雲の塊が。しばらく待機するも塊は動かず、そうこうするうちに月も傾き撮影を断念。
どこかの海辺で彗星と惑星の観測、と思・・・って・・・移動・・・しよう・・・か、と考えていたら急な睡魔。そのまま2時間ほどウトウト。夢に出てきた祖母と「血圧」の話で盛り上がりました。ちなみに、祖母の命日は美空ひばりさんと同じ。もう22年にもなるのですねぇ。と、寝ている間にすっかり曇り空。晴れるのを待って機材を広げる気力もなく、潔く帰宅。画像処理と今後の活動計画を練ることに。
18日(木)06:00、今年のしし座流星群の極大予報。大きな月もあり、あの夢のような流星雨からはや9年、出現はほとんどないものと思って観測することとしよう。流星群と彗星は過度の期待は禁物ゆえ。