10月22日(金)~23日(土):月明かりがちょっと強いかな? | イーティーズ・プレイスの星空観測行

イーティーズ・プレイスの星空観測行

岩手の移動天文台、「イーティーズ・プレイス」による、星空と天体の観測記録。 http://www.justmystage.com/home/etplace/

雲一つない快晴なるも、満月の明かりが強い夜。比較明撮影と、オリオン座流星群の残骸を拾いに、今夜もいざ出陣!

早い時間に撮影するのは奥州市の宇宙遊学館。前回、無断撮影の上、雲に遮られて短時間で断念した場所ですが、今回は事前に正式に撮影許可をいただいての訪問です。一時は、あわや取り壊しかという事態に直面したこともありましたが、関係者のご努力で生まれ変わった施設です。

18:00前に到着、まだ月も低く、それほど気にはなりません。目の前には、明治の威風堂々の佇まいを残す館。こういう対象は、少々長い時間でも見ていて飽きることはありません。


非常に美しい作りの建物です

戻ってきて、滝沢村の新鬼越池。逆さ富士ならぬ、逆さ岩手山を映す水面が綺麗です。5月には雪景色の山を撮影してありますが、今回は秋景色ねらいです。池には水が少なく、画面上のバランス的には今ひとつですが、ちょうどこと座のべが(織姫)が沈みかけて、水面にその軌跡が映っています。月明かりで星々の軌跡は弱めですが、全体的にはまずまず。


たなびく雲、ベガの軌跡、月下の岩手山

雫石町。葛根田川に架かる西長(せいちょう)橋上から岩手山を遠望します。南側の斜面全体が見え、南麓に広がる田園と川の流れをあわせた風景の調和が綺麗です。北斗七星が昇ってくる時間帯で、月下、明るめの星々も配置され、それなりの見栄え。


川、田畑、山、星空のバランスの妙

さて、網張。オリオン座流星群の残りが出ることを期待してひたすらシャッターを切るも、またもや明るい流星はカメラの画角のはるか彼方。数は少ないものの、いかにもオリオン群という流星はいくつか目撃できました。記憶の中に残しておきます。睡魔に襲われ、薄明前にして帰宅。

23日(土)15:00。十時間近くも寝てしまいました。とりあえず一通り画像処理。外は晴れ。月が昇り始めた頃合い、やっぱり出かけたくなり、あれこれ思案した結果、再撮影を中心として県北へ。

二戸市の馬仙峡展望台から二戸市街を撮影。先客がいて、そのお話では「昨日の方が綺麗だった」とのこと。たしかに、川筋には霧が出て、遠く折爪岳はぼんやり霞んで見えます。それでも市街地のほどよい灯りと馬仙峡はそれなりに描写できたようです。


馬仙峡・折爪岳・昇るふたご座

展望台(山)を下りて男神岩・女神岩を見上げる、安比川に架かる逢川橋へ。ここは一戸町になるのでしょうか。夫婦岩の下には、もう一本の橋。その名も「希望大橋」で、深夜にもかかわらず、思いの外交通量が多い場所です。


自然・人工の光が渾然となった複雑な色合い

再撮影をもう一カ所と思い、一戸町の観光天文台へ。ところが、ここで急に雲が広がり、しかも高原全体が霧に覆われている状態。撮影は無理と判断し、立ち寄ることもせずそのまま通過、移動です。国道4号に出て南下するも、盛岡までずっと曇りのまま。

月明かりさえも漏らさないほどの本曇りです。天気予報は・・・全メディア「完全に終夜晴れ」と出ています。これが晴れ?少なくとも、この記事を書いている時間を含めて、00:00~03:00はどう見ても完璧に「曇り」ですが。