
左下に金星、その上に火星、ずっと右に離れて土星
さて、内陸部は夜半までは晴れの予報が出ており、月齢9.5の月明かりもあることから、しばらくぶりに比較明写真撮影に出かけます。ターゲットは稲庭岳(二戸市)と八幡平周辺、です。月が沈む前にものにしたいところ。
稲庭岳は快晴微風で、星空の眺めがすばらしい。ペルセウス座流星群当日がこうだったら、といまだにグチグチと思っている自分です。ほとんど風が吹かない状態でも風力発電のプロペラがゴウゴウと音をたてて回り、足下の虫の声と渾然一体となって結構耳に心地よし。ちょうど北斗七星が沈む軌跡が入り、まずまずの構図です。

ここから八幡平に移動し、黒谷地湿原の撮影。移動途中の山の麓に、「族」らしき車が数台停まっており、しばらくしたら案の定、カーブを攻める音が聞こえてきました。幸い、山の上まで来ることはなく、無事に撮影終了。ただし、はじめの数コマ撮影後にカメラが動いたのか、星の軌跡がややぶれてしまいました。きっちり締めたつもりが、...初歩的ミスです。辛うじて月が残っていたので、フラッシュを併用して草むらと森を描写できました。
収穫は、天の川に沿って流れる、長い軌跡の流星を目撃したこと。デネブあたりから出現し、アルタイルを越えるところまで伸びました。径路からして、ひょっとしてペルセウスの残り物だったのかも。
日付が変わった頃には月も沈み、今日はここまで、ということで帰宅、のつもりが、盛岡市内に入ってもまだ晴れている様子。もったいない天気だったので、そのまま市内を移動し、市街を撮影。不来方橋から、開運橋方向を撮ってみました。人工照明が強く、晴れているかどうかも定かではない中、とりあえず30分弱シャッターを切り続け。画像処理してみたところ、綺麗に星々の軌跡を捉えていました。
街明かりの中でも、星空は広がっており、星々は動いています。こんな写真は比較明合成ならではで、「合成」ではありますが、決して「ウソ」ではありません。
