7月13日(火):滝沢村馬返しにて望遠鏡の性能チェック | イーティーズ・プレイスの星空観測行

イーティーズ・プレイスの星空観測行

岩手の移動天文台、「イーティーズ・プレイス」による、星空と天体の観測記録。 http://www.justmystage.com/home/etplace/

00:38、馬返し到着。先客は、登山者と思われる車が3台、アイドリングしたままの、深夜デート(?)とおぼしき車が2台。快晴ではあったが風がやや強い。もちろん、この程度の風であれば問題ないし、かえって夜露がつかなくて好都合です。

久しぶりに3台の望遠鏡を並べて観測態勢に。主目的は、メインテナンスを兼ねた機材チェックと、それぞれの性能比較。アルビレオ(はくちょう座β。青とオレンジの対比が美しく、全天で最も綺麗な二重星)と木星の撮影比べ。

当初、大気の状態が不安定で、しばらく像が揺らいで見づらい状況ゆえ、様子を見ながら、とりあえず星座の撮影。やぎ座~みずがめ座~うお座~ペルセウス座、と回る。この時間には秋の星座が次々と昇ってきます。

件の2台の車が相次いで去った後、いよいよ撮影態勢に。風が止んで、とたんに夜露がつき始めます。シートをかけたり、タオルで拭き拭きしながらの観測。これからしばらく、特に山での観測では夜露対策は必須です。

アルビレオ。やはり美しい。「天上の宝石」とは言い得て妙。低倍率でも高倍率でも、写真に写しても、綺麗なものは綺麗です。MT160(タカハシ)→TOA130(タカハシ)→LX90(ミード)の順に、まずアルビレオ、次いで木星を撮影、と思いきや、TOAの撮影用アダプターを忘れてきたことに気付いてしまいます。

01:15、ここは何の躊躇もなく、いったん帰宅。深夜を快走し、往復でわずか50分。やれやれです。

戻ってきたら、新手のいかにもそれらしい(失礼!)深夜族の車が2台。「よもや」と思うも、機材は無事。一瞬でも人を疑った自分を恥じる次第です。いつもなら誘って望遠鏡を覗いてもらうのですが、今日は時間がないので無視したふりで・・・。また今度ね。

MT160は、最も使用頻度が高く、結構酷使している割にはそこそこの画像。でも、そろそろ反射鏡の再メッキと光軸調整が必要か?TOA130は見え味のキレがいい。ただしコク(?)はない。でかくて重い(組み立てれば100kg近いはず)ので頻繁に使う意欲がなかなか湧かないのは・・・やはりもったいないなぁ。もっと使ってあげよう。LX90は大きい割にお手軽で、っていうか写真がピンポケではありませんか!もっと高性能です。なんと言ってもGPSによる自動導入・追尾が売りです。


左から、TOA130  MT160  LX90-25







何とか1時間で撮影は終了。1日に1分程度、日の出が遅く、日の入りが早くなって、徐々に夜の時間が長くなります。04:10、無事帰宅。

明日(14日)から16日にかけて、夕空で細い月と金星・火星・土星が並びますが、週間天気予報では北海道と沖縄を除いて曇りや雨のあいにくの天気模様。盛岡の三日間の降水確率は、50%~80%。