メールマガジンは続けていたものの、このブログの更新をずっと怠っていました。
でも、今回あるきっかけで反省しましたので、掲載していなかったものをどんどん
載せていきます。一気に50回分くらい上げますので行間が詰まったままですが、
その点はご容赦ください。 2011年10月21日 黒崎
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◆【旅のものがたり】
株式会社いい旅ホームページ http://www.etours.jp
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2011年7月8日号
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「旅のものがたり」は、素直な好奇心で、先入観なく世界や日本のことを
楽しもうと始めた企画です。雑学や話のネタとしてお楽しみください。
題材は基本的にいい旅のツアーから選んでいますが、時々日本の話や旅と
は関係ない話も登場します。
それでは早速、今回のものがたりをご紹介しましょう。
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【第92回】 のりものがたり編
「行ったり来たり」
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むかし人は、動物の毛皮を使って着る物をつくりました。
毛皮でつくった服は暖かく、寒い日でも快適でした。
でも、暖かい日にはちょっと暑すぎました。
そこで人は動物の毛や植物を使って糸をつくり、布を織るようになりました。
布は薄くつくることもできたので暑い日でも快適で、逆に太い糸を使えば、
毛皮より暖かい服をつくることもできました。
でも、糸を縦横に組み合わせて織るため、布をつくるのはちょっと大変でした。
そこで人は、便利な道具をつくりました。
その道具に糸を引っかけて通すと、前よりずっと早く布を織ることができる
ようになりました。
道具は糸を引っかけて、何度も行ったり来たりしました。
この便利な道具は広く使われるようになり、似た動きをするものはこの名で
呼ばれるようになりました。
同じ場所を行ったり来たりする車は、この名で呼ばれました。
同じ場所を行ったり来たりする飛行機も、この名で呼ばれました。
そして、そのうち人が宇宙まで行ったり来たりするようになると、宇宙船も
同じ名前で呼ばれました。
地球と宇宙を行ったり来たりする、スペースシャトル。
もともとのシャトルは織物に使われる道具で、舟のような形をしていて横の
糸を運びましたが、今ではその名を継いだ船が、地球と宇宙の間を行ったり
来たりしています。
最新の宇宙船まで同じ名で呼ばれるほど、この古い道具は画期的なものだっ
たのでしょう。
なかなかスペースシャトルに乗る機会はないと思いますが、シャトルバスく
らいならそのうちご利用になると思います。
シャトルと名のつく乗り物に乗る際は、こんな話を思い出してみてはいかが
でしょうか。
▼もうちょっと知りたい!という方はどうぞ↓
※織機の部品のひとつであるシャトルは、杼(ひ)とも呼ばれ、緯糸(よこ
いと)を経糸(たていと)の間に通す目的で使われます。
布が大きくて手が届かない場合は、投げて使うこともあったそうです。
最近は無杼織機(むひしょっき)と呼ばれるシャトルレスの織機も登場し、
緯糸(よこいと)を空気や液体の噴射で飛ばすので、さらに織る速度を上げ
られたようです。
※シャトルバスや航空機などのシャトル便、スペースシャトルなど、様々な
乗り物にその名前が受け継がれました。
▼オマケの話
※初期の宇宙船は再利用できず使い捨てだったため、宇宙開発には巨額の費
用がかかりました。
それを解消し、宇宙船を再利用する目的でつくられたのがスペースシャトルで、
地球と宇宙を行ったり来たりする、壮大な動きをするシャトルになりました。
また、スペースシャトルは人がつくった最も複雑な機械と言われ、部品の数
は250万点にも達するそうです。
▼これであなたも物知り博士?
「バドミントンでは、コルクに羽根がついたシャトルという球が使われます。
本来の名称は?」
1.シャトルボール
2.シャトルコルク
3.シャトルコック
答え:
3.シャトルコック
最近ではナイロン製の羽根が主流ですが、もとは鶏(コック)の羽でつくら
れたため、その名残といわれます。
でも競技規則には、シャトルコックではなくシャトルと記載されているそうです。
▼編集後記
聞きなれたものでも、ちょっと語源を辿ると話がひとつできてしまうため、
こうして旅とは関係のない話も生まれます。
そのうち旅行会社が宇宙船の手配もするようになるとすれば、関係なくもな
いですが..。
そうそう、織機にはシャトルレスというものがあるそうですが、宇宙もシャ
トルレスで行ける構想があるんですね。
軌道エレベーターというもので、宇宙ステーションと地上をケーブルでつな
ぎ、エレベーターで宇宙との間を行き来しようというものです。
重力と遠心力が釣り合うようにするため、宇宙ステーションの重さを支える
必要はないものの、長さ何万キロものケーブルになるため、材質には尋常で
はない強度が求められます。
構想は以前からあったものの、それほどの強度を持つ材質がなかったため絵
空事と思われていましたが、最近発見された材質で可能性が出てきたそうです。
2031年10月27日(やたら具体的です)の開通を目指して、実験が
続けられているようです。
▼ものがたりに学ぶ、今週の教訓
「名前はまるで同じでも、もとを辿れば意外なもの。」
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
★次回 旅のものがたり
「最初の皇帝」(仮)
それでは、次回の「旅のものがたり」をお楽しみに!
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「旅のものがたり」
発行者:株式会社いい旅
執筆 :黒崎 康弘
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