ある日、中国人スタッフのLさんが突然言い出しました。




サヨリはどこ?サヨリはどこ?




どうもこれから外出するようなのですが、そう口走りながら上着

を手にして歩き回っています。



こんな錯乱した状態で外に出して平気なものかと心配になり

落ち着かせて事情を聞いてみました。




すると、




最寄り




のことでした。




急にお客様の家に行くことになったので、最寄り(もより)の駅は

どこか?ということを確認したかっただけなんですね。



超くだらない話で恐縮です。




それにLさんは日本語も達者なので、実は狙っているのではない

とも思えるのですが、それでも苦笑を禁じえない私たちでした。



最近Lさんのすぐ横に、笑い上戸のNさんが座ったのですが、

それからこの手の(意図的な?)間違いが増えた気もします。



まあ、内容はともかく、笑いのある会社がいいと思うので、その点

ではこの席替えは成功だったと思っています。





          小さくて多国籍な旅行会社のブログ-サヨリはどこへ
 






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2012年1月27日号
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「旅のものがたり」は、素直な好奇心で、先入観なく世界や日本のことを
楽しもうと始めた企画です。雑学や話のネタとしてお楽しみください。

題材は基本的にいい旅のツアーから選んでいますが、時々日本の話や旅と
は関係ない話も登場します。

それでは早速、今回のものがたりをご紹介しましょう。


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【第122回】

            「縮める人たち」


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二人のバイキーが、乾いた大地を進んでいました。



朝早く出発しましたが、日が昇ると気温はぐんぐん上がり、照りつける太陽
の下、道はどこまでものびています。



そのうち1人が言いました。


「サーボスがあるぞ!ブレッキーにしようぜ!」



2人はバイクを停め、店に入っていきました。


「チョークのサミーを。あとナナをくれ。」



2人は料理を平らげ、しばらくして店を出ました。


「あのサミー、結構イクシーだったなあ。」


「こんな田舎じゃ仕方ないさ。着いたらシックスパック持ってバービーだ。」



「よし。じゃあ行こう。ルーに気をつけてな!」



そして二人は、目的地への距離を縮めていきました。




-セリフの訳-


「ガソリンスタンドがあるぞ!朝メシにしようぜ!」


「チキンのサンドイッチを。あとバナナをくれ。」


「あのサンドイッチ、結構高かったなあ。」


「こんな田舎じゃ仕方ないさ。着いたらビール持ってバーベキューだ。」


「よし。じゃあ行こう。カンガルーに気をつけてな!」




島の中で最も大きく、大陸としては最も小さい、乾いた赤い荒野を持つ国、
オーストラリア。



オーストラリアに住む人々は、何でもかんでも縮めたり、言いやすく変える
クセがあるそうです。


サービスステーションはサーボス、ブレックファーストはブレッキー、イク
スペンシブがイクシーというように、彼らにかかれば全く違った言葉になっ
てしまいます。



そんな彼らは、自分たちのことも縮めて、オージーと言います。



オーストラリアに暮らす、気さくなオージーに出会ったら、他にどんな言葉
があるか尋ねてみてはいかがでしょうか。



ただ、英語が得意な方でも、何を言っているのか分からないことがあります
のでご注意を。



▼もうちょっと知りたい!という方はどうぞ↓


※オーストラリアでは、「ei」の音を「ai」と発音します。


I went to the lake today.(今日、湖に行った)のトゥデイ(today)をトゥダ
イ(to die)と発音するため、湖に死にに行った、という意味になる話は有名です。


その他にも、略称というか愛称というか、聞いただけではにわかに分からない
言葉を生んだようです。


こうしたオージースラングと呼ばれる語は、暑くてだるい気候や、オーストラ
リア人の平等意識、肩肘はらない気楽な付き合いが育んだといわれています。

ちなみに、バイキーはバイク乗りのことです。



▼オマケの話


※シックスパックは、ビールが6本セットで売られることから来た俗称で、鍛
えられた腹筋が6つに割れることから、マッチョなイメージも持つそうです。


飲めば飲むほどビールっ腹になる点は、あまり考慮されていないようです。



シックスパックの例↓

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▼これであなたも物知りハカセ?


「オージースラングで、”ラッピー”とは何を指すでしょうか。」


A.ラッパ
B.サランラップ
C.ノートパソコン















答え C.


ノートパソコン。


日本語ではノートパソコンと言いますが、英語では、ヒザの上で使えるという
意味で、ラップトップと呼ばれます。


それを略してラッピーと言うそうです。




▼編集後記


ヘンな人たち。と思いましたが、考えてみたら突っ込んでいる場合ではありま
せん。


モガ(モダンガール)、モボ(モダンボーイ)という言葉が大正から昭和初期
に流行り、最近ではケータイ、スマホ、メタボ。


漢字のみ、または外来語と混ざったものもあり、学食(学生食堂)、ダチ(友
達)ドタキャン(土壇場のキャンセル)、パンピー(一般ピープル)。あげれ
ばきりがなく、日本人も相当なものです。


アッシーとか、メッシーなんてのもありましたね。



知り合いにオーストラリア育ちの日本人がいるので、オージースラングのリス
トを見せて聞いてみたら、一部を除いて知っているそうです。


彼が言うには、都会では使わないけれど、田舎では使うのだろうとのことでした。



私は旅行屋なので、実のところを聞ける人がまわりに多いのが嬉しいところです。



▼ものがたりに学ぶ、今週の教訓


「突っ込みは、我が身をかえりみてからに」



今回のものがたりや、現地についてのご感想があればお寄せください。


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最後までお読みいただき、ありがとうございます。


★次回 旅のものがたり

「ラクダに揺られて」(仮)


それでは、来週の旅のものがたりをお楽しみに!



■旅のものがたりについて


★知っている人も、知らない人も楽しめて、誰かに話してみたくなる。
 知的好奇心が人をつなぐ。そんな「ものがたり」を目指しています。

★内容は事実や伝承に基づいていますが、あまり細部にはこだわらず、一部
を紹介しています。


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「旅のものがたり」  

発行者:株式会社いい旅
執筆:黒崎 康弘

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【第121回】

            「甘い粉雪」


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二人の好奇心旺盛な男性が、船で南の島に向かっていました。


「それで、どこにあるんだろうね。」


「なあに、人に聞けばわかるだろうよ。」


背の低い方は気楽に答え、島に近づくと船着き場に目をこらしました。



島の気候は暖かで、南の島らしく人々はのんびり暮らしています。


ところが、この島では雪を見ることができ、しかもその雪はとても甘いとい
います。


2人は、不思議な雪を味わってみたいと思い、はるばるやってきたのです。



船着き場に人を見つけ、誰に聞いたものかと思案していると、背の高い方が
言いました。


「甘いかどうかわからないが、僕らはもう雪を見つけたようだよ。」


「何を言うんだい。まだ着いたばかり..」




背の低い方は言いましたが、指差さす先を見て驚きました。



島には高い山があり、その頂きが白く見えます。


南の島の高い山には、一年中消えない、万年雪があったのです。



「こんなにあっけなく見つかるとは。まあ、来なければ見られなかったわけ
だし、確かに絶景だ。


ただ、飲むのは難しそうだね。あんな山を登るのは容易ではないよ。」

「せっかく来たんだ。行けるところまで行ってみよう。」



2人は、丘に登って歩いていきました。


島は暖かで、丘には木がたくさん生え、そこからも山の雪が見えました。


かなりの距離があるのに、気のせいか、かすかに甘い匂いが漂って来るよう
にも感じました。



「町に行って、山に登る方法を探してみようか。」


すると、丘を眺めていた背の高い方が言いました。


「頼むよ。僕はちょっとここらで聞いてみたいことがある。」


そして、どこかへ歩いて行きました。



町で待っていると、背の高い方が現れ、上機嫌で言いました。


「山には登らずに済みそうだよ。それに、僕らは思いのほか幸運のようだ。
ここで何日か待つことにしよう。」



背の低い方はわけもわからず言う通りにし、背の高い方は毎日早く起きて、
あたりを散歩していました。



そして数日後、一緒に行こうと誘われたので、また2人で丘に行きました。


「あの雪山が見える場所だね。南の島の甘い雪、というからどんなものかと
思ったけれど、いきなり見つけたのでいささか拍子抜けだったね。」


「そうでもないさ。ことによると、今日は本物を見られるだろう。」


「本物?」


不思議がる友人をなおも歩かせ、あるところまで来て言いました。


「さあ、これこそ南の島の、甘い粉雪だ。」



2人の前には丘の木が広がり、なんとそこには真っ白な雪が降り積もって
いました。


それに、前にも増して甘い匂いが漂っています。





「驚いたよ。これが本当の甘い粉雪か。」


「僕も今日、初めて見た。だが感心するのはまだ早いよ。」



そして、打ち解けた様子で農家に入ると、家の主人が飲み物をいれてくれ
ました。


「では、甘い雪を賞味してみよう。花が咲くころ君と来て、一緒に飲もう
と思っていたんだ。」




ハワイ島、コナという場所で栽培される、コナ・コーヒー。



コーヒーの木が白い花を咲かせると、あたかも雪がうっすら積もったように
見えるため、1年に数日間だけ見られる花は、「コナの雪」と呼ばれるので
した。




「しかしよく見抜いたねえ。恐れ入ったよ。」


感心する友人に、背の高い方は笑って言いました。


「僕らは最初に雪山を見て、目的のものと思い込んでしまった。けれど実は、
この木こそが目的のものだったんだよ。


きれいに手入れされているので、何かを栽培しているのかと思って聞いてみた。
そうしたら謎がとけたので、花が咲く頃を見計らって君を誘ったんだ。」



「僕は良い友人を持ったよ。変わらぬ万年雪と、数日限りのはかない雪の対比、
そしてこの甘いコーヒー。最高の体験だよ。」


「君はうまくまとめてくれるね。僕も良い友人を持ったようだ。」




2人は、山の万年雪とコナの雪を眺めながらコナ・コーヒーを楽しみ、贅沢な
ひと時を過ごしました。




▼もうちょっと知りたい!という方はどうぞ↓


※コナ・コーヒーは甘い香りがして、後味はさっぱりしており、愛好する人が
多いそうです。


アメリカ本土では栽培されず、ハワイだけでとれます。作家マーク・トウェイ
ンが愛して、普及の後押しをしたそうです。


※花は5月頃に咲いて農園を白く覆い、わずか2~3日でしぼんでしまいます。

花が咲くと甘酸っぱい香りがし、豆の収穫は9~2月頃で、手摘みが主だそう
です。




▼オマケの話


※コーヒーは19世紀の初めに、ハワイの知事が外国から持ち帰りました。


最初はうまく育ちませんでしたが、場所を変えながら試行錯誤し、日系人に
任せたところ生産が上向きになったそうです。


20世紀の初頭には、農園で働く人の8割が日系人だったといいます。


※ハワイ島最大の火山マウナ・ケアは、標高4205m、頂上には万年雪を
持ち、冬にはスキーも楽しめます。マウナ・ケアというのは、ハワイの言葉
で「白い山」をさします。


山頂は空気が澄んで晴天率が高く、非常に天体観測に適した場所とされて、
各国最先端の天文台が並びます。




▼これであなたも物知りハカセ?


「1本の木から、何杯くらいのコナ・コーヒーがいれられるでしょう。」


A.数千杯くらい
B.数百杯くらい
C.数十杯くらい














答え C.数十杯くらい


一例ですが、1本の木から取れる豆が3~5キロほどで、精製すると5分の
1ほどになるそうです。


数でいうと3000個ほどで、カップ一杯で70~80個分を使うとすると、
40杯くらいという計算になります。


豆は時間によって味が劣化するため、新鮮なものの方がおいしいそうです。




▼編集後記


コナ・コーヒーという言葉を目にしてもピンとこなかったので、カミさんに
聞いてみました。


するとすぐにいれてくれたので飲んでみると、確かに味も香りも甘く、後味
はすっきりしています。


そして、ちょっと粉っぽいようにも思いました。



一般のコーヒーは、飲むと喉や口に後味が残りますが、コナ・コーヒーはほ
とんど残りません。


コーヒー風味の紅茶、という感じもして、暖かい場所ですっきり飲むのにい
いかもしれません。


こうした感想を述べ、すぐに出してくれるなんて君はすごいね、と言ってみ
たら、「前にも出したことがあるから。」と一蹴されてやぶ蛇でした。


人は、自分が興味を持った時しか頭に入らないものなのですね(私だけかな)。




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▼ものがたりに学ぶ、今週の教訓


「何だろう。思った時が大チャンス」


まあ、完全に私のための教訓ですね。




最後までお読みいただき、ありがとうございます。



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(ただいま考え中!)



それでは、来週の旅のものがたりをお楽しみに!




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発行者:株式会社いい旅
執筆:黒崎 康弘
訪問:いい旅社員

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