株式会社いい旅の黒崎です。


今日は土曜日ですが会社に来ています。社員は交代で出ており、

私も月に2回くらいは出社しています。



立春を迎えたといっても、まだまだ寒いですね。



先日、バングラデシュ人のG君がこんなことを言い出しました。


(G君=母国語はベンガル語 日本語ペラペラ 英語とヒンディー語も操る)




「最近白髪が増えた気がします。お湯のシャワーのせいかもしれません。」


「...? 何だって?」



聞けば、まずバングラデシュ日本のように湯船につかることはないし、

暑いのでシャワーといえば水なのだそうです。



「へー、ユニークだねえ。」



などとと言っていると、その横に座っているM君が、自分もタイでは水だった、

と言います。


(M君=日本人。タイに5年住んでいたのでタイ語が話せる。)




その横のインド人、R君も同じです。


(R君=ヒンディー語と英語。日本に数年いるが日本語はあまり覚えない)




にわかに多勢に無勢となり、むしろ日本人がユニークなのかという気が

してきます。



この会社にいると、突っ込んだつもりで突っ込まれることがしょっちゅうです。



ちなみに、シャワーを浴びる時は、1人でも腰にタオルを巻くのがフツー

だそうで、理由は「恥ずかしいから」。



男の親子でも、一緒にお風呂に入るのはおかしいそうです。



素っ裸で、見ず知らずの人たちと露天風呂を楽しむ日本人は、彼らから

見るととてもユニークな国民なのでしょうね。




冒頭の話題に戻りG君に、「じゃあ水シャワー浴びたら?」と言ってみると、



「寒いから絶対ムリ!」だそうです。



まだまだ寒いですからね。あまり無理はしない方がいいでしょう。



バングラシャワーの図↓(クリックで拡大します)





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◆【旅のものがたり】
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2012年2月3日号
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「旅のものがたり」は、素直な好奇心で、先入観なく世界や日本のことを
楽しもうと始めた企画です。雑学や話のネタとしてお楽しみください。

題材は基本的にいい旅のツアーから選んでいますが、時々日本の話や旅と
は関係ない話も登場します。

それでは早速、今回のものがたりをご紹介しましょう。


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【第123回】     のりものがたり編


           「ラクダに揺られて」


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昔、ある大陸の中央部は、人の立ち入らない危険な場所でした。



多くの探検家が足を運び、あるものは途中で逃げ帰り、あるものは道半ばで
力尽きました。



人々は、歩いて行くのは大変すぎると思い、ある国から役に立つ動物を連れ
てきました。



その動物は乾いた場所に強く、長い間水を飲まなくても平気な特徴がありま
した。



人や荷物を載せたラクダは長い列になって進み、人々はその背に揺られて、
赤く乾いた砂漠に分け入っていきました。





これは昔の風景ですが、実は今でもラクダが連なって大陸の中央に進む姿
を見ることができます。



一般の人も気軽に利用できるようになり、ラクダの進む速さは以前と比べ
ものにならないほど早くなっているといいます。





世界で唯一、大陸を縦断する列車、オーストラリアの「ザ・ガン」。





かつて開拓者たちが命がけでオーストラリアの中央部に進んだように、様
々な困難を乗り越えてこの列車が生まれました。



かつてラクダは、アフガニスタンという国から連れて来られ、何でも縮め
て言うのが好きなオーストラリアの人々がそれを略して「アフガン」、し
まいには「ガン」と呼びました。




そのため、かつて「アフガン・エクスプレス」と呼ばれた列車も、今では
大分短くなって「ザ・ガン」と呼ばれるようになりました。



その歴史を示すように、「ザ・ガン」の車体にはラクダの絵が描かれてお
り、今も連なって進むラクダの隊列を見ることができます。




オーストラリアに行かれる際は、快適になったラクダに揺られて、のんびり
中央部への旅を楽しんでみてはいかがでしょうか。



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▼もうちょっと知りたい!という方はどうぞ↓


※ラクダはだく足歩行といって、同じ側の前足と後ろ足を同時に前に出し
ます。


そのため馬と違って結構揺れるそうです。


※「ザ・ガン」は平均時速85kmほどで進むため、一般的な高速列車か
ら比べるとかなりゆっくり進みます。2979kmを2泊3日で進み、オ
ーストラリアを縦断します。


クラスは2つに分かれ、食堂車なども別です。客車が10両ほど、食堂車
やラウンジ車で4両、ディーゼル機関車が2両(4000馬力×2)、他
にスタッフ用の車両などがあって、基本の編成は18両ほど、長さは40
0mになるそうです。




▼オマケの話


※山火事で焼かれ、洪水に流され、シロアリに線路の枕木をかじられるな
ど、ザ・ガンの建設は困難を極めました。


建設開始は100年以上前、1878年に始まり、途中何度かの中断を経
て2003年に全線開通しました。もとは大陸の中央部へ向かうためのも
のと考えられ、長い中断があったため、大陸縦断など夢だと言われていま
したが、21世紀になって現実のものとなりました。


資金面もさることながら、技術の進歩が大きかったようで、初めの50年
で6割程度の進行だったものを、残りを3年でつくったそうです。




▼これであなたも物知りハカセ?


「初めて走った時の、ザ・ガン号の車両編成は?」


A.試験的に2~3両
B.今より少なめの10両ほど
C.みんな乗りたがって40両以上















答え C.みんな乗りたがって40両以上


最初の列車は、2004年2月1日にアデレード駅を出発し、2月3日の
夕方にダーウィンに到着しました(ちょうど8年前ですね)。

記念のため非常に長い編成となり、43両編成、全体の長さは1kmを超
えたそうです。



▼編集後記


新幹線のことを英語で「bullet train(弾丸列車)」と言ったりするので、
「ザ・ガン」は、銃を表す「The Gun」だとばかり思っていました。


でも「Afghanestan」から来ているので、「The Ghan」と書きます。


ラクダのこととは夢にも思いませんでしたが、何でも縮めたがるオースト
ラリア人によって、「アフガニスタン」→「アフガン」→「ガン」と変化
したもののようです。


ラクダは英語で「camel」なので別に長くもないし、途中でむしろ長くなっ
たりしていますが、最終的にはちゃんと短くなったようです。




▼ものがたりに学ぶ、今週の教訓


「夢物語。成し遂げたならオンリーワン」



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最後までお読みいただき、ありがとうございます。


★次回 旅のものがたり

「小さく産んで」(仮)



それでは、来週の旅のものがたりをお楽しみに!


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★知っている人も、知らない人も楽しめて、誰かに話してみたくなる。
 知的好奇心が人をつなぐ。そんな「ものがたり」を目指しています。

★内容は事実や伝承に基づいていますが、あまり細部にはこだわらず、
一部を紹介しています。


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「旅のものがたり」  

発行者:株式会社いい旅
執筆:黒崎 康弘

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株式会社いい旅の黒崎です。



行けるところまで毎日ブログを更新したいと思います。



さて、昨日の記事で「最寄りの駅」という話を載せたので、インド人

スタッフのHさんに、「駅はヒンディー語で何と言うの?」と聞いて

みました。



Hさんも日本語を勉強中ですが、話すのは基本的に英語なので、

私は2つの言語の勉強になるわけです。



でも答えは、「とても難しい」でした。


彼女の思いつく限り、ヒンディー語にはを表す言葉がないのです。




じゃあ列車は?と聞くと、それもないと言います。



もちろん無理やり説明できなくはないけれど、例えば日本語で言うと、



「ほら、あのたくさんつながってて車輪があって。線路の上を走るやつ、

電気で動いてるあれね。あれが止まる場所。」



みたいな説明になってしまうようで、私に教えてもムダです。




でも、インドってヘンな国、と思ってしまうのは早計です。


日本だって同じなのです。


電車や駅という単語はありますが、例えばこんなのはどうでしょう。


テレビ、ローラースケート、スケボー、ケーキ、ソフトクリーム、チョコレー

ト、ハンバーグ、ロケット、ミシン、シュレッダー、スプレー、パソコン、ヘッ

ドホン...。



どれも日本語でズバリ表現する語はありません。


ようするに外来語なんですね。




昔「こち亀」で、外来語を使わないという男性が登場し、テレビのことを

箱型受像機」と呼んでいました。



最近では薄型テレビが普及していますから、「薄型箱型受像機」にしな

ければなりません。



画面が大きくなると、「大型薄型箱型受像機」、



録画が出来るものは、「大型薄型箱型受像機兼記録機」となります。



さらに3Dの機能がつくと、「大型薄型箱型立体視可能受像機兼記録機

となり、もはや、中国語となってしまいます。



話を戻しましょう。




じゃあ車は?と聞くと、ようやく答えが返ってきました。


車=Gaddi(ガーディ)  ※ガーリィ に近い発音です。



英語で質問するため、私にとっては一石二鳥です。



ちなみに馬はゴラというので、馬車=ゴラガーリー


牛はバル(Bell)というので、牛に引かせる車はバルガーリー



ひとつ聞くと、皆喜んで親切に教えてくれます。



私だって外国人に日本語を聞かれたら喜んで説明しますけど、皆いい

やつだな、と嬉しくなります。



なので、またいろいろ聞いてみたいと思います。


その成果はまたこのブログで。