「軽くして」と言われたときに思うこと。
今日は、いつも埼玉から通ってくださっているお客様から嬉しいお言葉をいただきました。年末はどうしても愛知まで来られず、お近くの美容室へ行かれたそうです。「軽くしてください」と伝えたとのこと。その時は良かったけれど、伸びてきたら――広がる。ぼわっとしてまとまらない。収集がつかない状態に。実際に拝見すると、必要な部分は切り落とされ、残すべき重さがなくなっている。逆に、重さを抜くべき場所はそのまま。そりゃあ、そうなりますよね…と。最近、新しくご来店されるお客様も「軽くしてもらったらこうなりました」とおっしゃることがとても多いです。でも実は、“軽くする”にはいろいろな方法があります。ただ量を減らすのか。質感を整えるのか。動きを作るのか。重さを残しながら抜くのか。大人女性の髪は、若い頃と同じ切り方ではまとまりません。その場の軽さよりも、伸びたときの扱いやすさ。乾かしただけで形になる設計。それを考えながら切ることがとても大切だと感じています。軽くしたい。でも、まとまりも欲しい。その両立はできます。だからこそ、誰でも同じ切り方ではなく、お一人おひとりに合わせた工夫が必要なんです。