7月10日 今日は参議院議員選挙がありました。
8日に安倍晋三元首相が奈良で銃撃されて死去するという衝撃的な事件が起こり、今回の選挙は自民党を始めとした与党勢力の圧勝になるようですね。
一週間前に「劇場版 ゆるキャン△」を見てきたのですが、たった一週間で大きく世の中が激変したように感じます
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物語 オーストリアの歴史 中欧「いにしえの大国」の千年 を読みました。
〈あらすじ〉
ローマ帝国の ‘’前線基地‘’ を源流とするオーストリア。
神聖ローマ皇帝としてヨーロッパに君臨したハプスブルク家、モーツァルトやウィーン世紀末芸術など華やかな歴史に彩られる一方、オスマントルコの侵攻、第一次世界大戦敗北後の帝国解体、ナチスドイツによる併合、連合国軍による分割統治といった苦難も重ねてきた。
首都ウィーンだけでなく、ザルツブルク、ティロルなど魅力溢れる九つの州からたどる、一千年の物語。
月もぐは、歴史が大好きですが、基本的に日本史メインで勉強していて、世界史は全然わからない人間です。
しかし、最近はYou Tubeのゆっくり解説動画で、世界史にも触れるようになり、少しだけ興味がでて、勉強を始めました。
※中公新書の物語シリーズが主ですが。
ですから、オーストリアと言われても ‘’ハプスブルク家‘’ ‘’マリア・テレジア‘’ 程度しかわからない状態で読み始めました。
・ウィーンを内包したニーダーエスターライヒはオスマントルコの脅威に最前線で晒されたり。
・ハンガリーと隣接するブルゲンラントは、親ハプスブルク家の貴族たちを配置して、ハンガリー内の反ハプスブルク勢力の盾にしたり。
・ドイツに接していたザルツブルクは、カトリックの大司教領となり、岩塩や鉱業の利益で発展するが旧教と新教の対立によって衰退していく。
・北イタリアとスイスとドイツを結ぶ要衝ティロルは、ハプスブルク家の庇護の元繁栄し、豊富な銀行脈の発見で大いに潤うが、ナポレオンの登場で度々オーストリアから見捨てられ、一次大戦ではイタリアの侵攻を受け、オーストリアの崩壊により分割される悲哀に見舞われる。
他の州の話もとても面白く、オーストリアの歴史に魅せられる書籍でした。
今後も日本史だけで無く、世界史にも食指を伸ばして行きたいと思います(ง ˙-˙ )ง