珈琲と虹と鯨の棲む場所 -95ページ目

珈琲と虹と鯨の棲む場所

東京都三宅島をフィールドに直感を綴る

2013年1月にも富賀浜にマッコウクジラのストランディングがあった。(※記事リンク参照)

今年は2体(湯の浜にもあがった)マッコウクジラがストランディングしているし、
三池の桟橋でコククジラが撮影されていたり、沖を泳ぐクジラが何頭も目撃されている。

数年に1度、もしかすると一生のうちでも数回しかない、この地球上で一番大きな生き物との出会い。
2013年には個人的にもたくさんの出会いや変化、人生のチョイスが訪れた。

今年も同じようにスタートしてすでにいくつかの人生チョイスがあり、
二人の子供たちや両親にもいろいろなことが起こっている。
いまのところそんなに悪いことではない。逆に良いことの方が多いし2013年もそうだった。

2012年にお店をカフェにして、8月に夜の虹を見てからというもの、
自分は最初からこうするべきだったんだ、最初から決められていたんだ、そう思うようになった。

それはたとえ失敗や苦悩の瞬間だったとしても、初めからこうなるべくしてなった、
人生の試練としてそうなるはずだったのだ、そう思えるようになった。

不思議なことかもしれないけど、人間はみんな決められた人生を活かされている。
生まれてから死ぬまでの間をそれぞれが生きていて、一生懸命生きるのも、のんびりと生きるのも、人それぞれ。

そんな人生の中で数%の人しか体験できない事を知ってしまうと、
もうそれは最初から決められていた事だと思うしかない。

人生は長いようで短い。

全身の毛穴が開くような、そんな体験をまだまだしてみたい!
マッコウクジラの大きなカラダをみながらしみじみ思うのです。
選挙を終え、ようやく選挙活動にかかる清算事務作業も終わりが見えて落ち着いてきました。

ここ数日の自分の中のキモチを書き留めておきたいと思います。

今回の選挙が終わり、少しだけ親孝行ができたかな?そう思いました。

選挙に立候補することについて、他人に話をする時に、スカイダイビングに例えています。
「一生のうちで、別にやらなくてもいいことだし、自分から望まなければ一生やらない事。
でも、やるとなったら全身の毛穴が開くような、そんな出来事」だと。
自分の人生の中では、他人がやらないこと、そのチャンスが自分に1%でもあるのなら、
それはチャレンジしてみたい!そう思って半世紀近くを過ごしてきました。

そんなチャレンジに両親から反対される人生の選択も多かったのですが、
今回については、両親も応援してくれて、みんなで人生初のチャレンジに頑張った数日間でした。

告示から2日目あたりは、自分がどうにかなってしまうのでは?と思うくらい。
窓で揺れる植木に挨拶していたり、数センチ開いた扉から猫が出てきても、頭を下げていました。

応援してくれて、そばにいてくれる元村長や現議長からも、
「ゆういちくん、人間不信が高まってきたね。いいぞいいぞ!選挙なんてそういうものだ!」
なんて励まされ、事務所にいるみんなからも、励まされました。

3日目あたりから、下馬評で9位というウワサが広まり(定数8名に対し候補者10名)
全体の活動をみながら街頭演説を中心に動きを変えました。
特に阿古の溶岩原にある沖倉商店が埋まった位置(お地蔵さまのあった場所)で、
西のてっぱつが吹く暗闇の中での演説は、忘れられない体験となりました。
遠く山に響き渡る声とかすかに住宅から見ている人影や演説が終わると懐中電灯をぐるぐると回してくれる有権者の方の合図。まさに特別な時間でした。

そして4日目には、神着地区で演説をしていると子供を連れたお母さんたちがいて、
「ぜひとも今言ったこと、実現させてください、そして、これも…あれも…」
期待が自分に跳ね返ってきました。

フェニックスの前では小学校低学年が校長先生に引率され目の前を通過し、
「あ!ロッククライミングの人だぁ~!」って声をかけてくれて、嬉しかったです。

また、成年後見制度について話をした時には、現場で介護の仕事をされている方からも、
「ぜひとも一緒に推進していきましょう!」とお声がけ頂きました。

ようやく後半に来て、その手ごたえから、なんとかギリギリ8位で当選できるかもしれない。
そう思ったのは金曜日の夜8時を過ぎて、事務所のみんなと話した時でした。
ラスト一日は、積み上げてきたものが崩されないよう、最後まで走りきる戦略を立てました。

長いようで短い選挙戦が、ようやく終わり、投票日には朝8時に両親と3人で投票に行きました。
投票所を出るとうっすらと大きな虹が一瞬だけかかりました。

やるだけやった。あとは結果を待つのみ。30年ぶりに受験生の気持ちを味わいました。笑

これからの4年間の活動が選んで頂いたみなさんをガッカリさせないよう、
公僕としてどこまでできるのか、新しいチャレンジです。

自分ひとりのチカラで何とかなるとは、これまでも、そしてこれからも思っていません。
多くの仲間と一緒に小さなことからコツコツと積み上げて実現したいと思っています。

判断の基軸は「これは本当に三宅島のためになるのか?」を常に心に問質して。

シュールなカフェのおじさんも続けていきますので、今後ともよろしくお願い致します。

毎年恒例の靖国神社に初詣、おみくじを引くと「大吉」でした。
ずっと通っているけど、「大吉」は久し振りなんじゃないかなぁ~
今年もコツコツと一歩でも前に進めるように、圧倒的な努力を積み重ねていきたいと思います。
※同じ「大吉」でも中に書かれている内容はそれぞれ違うようです。
先日、5日間ほどテレビの取材を受けました。


2005年の帰島後、いろいろとやってきましたが3つの思いがありました。
1つ目は、祖父が立ち上げたお店をつぶすわけにいかない。
2つ目は、ジャック・モイヤーさんや小中学校の時の思い出、自分の幼少期を育ててくれた島への恩返しがしたい。
3つ目は、ここまで何度も辛くて嫌になることを乗り越えてみんなでやってきたクライミングを盛り上げたい。

過去の事はそっと胸にしまいつつ、今後のことを考えて前に進むために必要だと思いました。

リクルートの江副さんは「取材はいっさい断らない」という方でした。
断ったら二度と声をかけてもらえないし、広告はお金がかかることを身をもって知っているから
タダで宣伝してもらえるなら、こんなに嬉しいことはないと言っていた。

明日(16日)TBSテレビ「あさチャン」の7時40分頃の「あさプラ」のコーナーで
三宅島のクライミングの「いま!」が放送されます。ぜひご覧ください!

【追記】
反響が大きかったということで、本日(17日)夕方放送の報道番組Nスタでも
映像が流れるそうです。オリンピックの誘致活動と共に世界に広がれ三宅島!!!