選挙を終え、ようやく選挙活動にかかる清算事務作業も終わりが見えて落ち着いてきました。

ここ数日の自分の中のキモチを書き留めておきたいと思います。
今回の選挙が終わり、少しだけ親孝行ができたかな?そう思いました。
選挙に立候補することについて、他人に話をする時に、スカイダイビングに例えています。
「一生のうちで、別にやらなくてもいいことだし、自分から望まなければ一生やらない事。
でも、やるとなったら全身の毛穴が開くような、そんな出来事」だと。
自分の人生の中では、他人がやらないこと、そのチャンスが自分に1%でもあるのなら、
それはチャレンジしてみたい!そう思って半世紀近くを過ごしてきました。
そんなチャレンジに両親から反対される人生の選択も多かったのですが、
今回については、両親も応援してくれて、みんなで人生初のチャレンジに頑張った数日間でした。
告示から2日目あたりは、自分がどうにかなってしまうのでは?と思うくらい。
窓で揺れる植木に挨拶していたり、数センチ開いた扉から猫が出てきても、頭を下げていました。
応援してくれて、そばにいてくれる元村長や現議長からも、
「ゆういちくん、人間不信が高まってきたね。いいぞいいぞ!選挙なんてそういうものだ!」
なんて励まされ、事務所にいるみんなからも、励まされました。
3日目あたりから、下馬評で9位というウワサが広まり(定数8名に対し候補者10名)
全体の活動をみながら街頭演説を中心に動きを変えました。
特に阿古の溶岩原にある沖倉商店が埋まった位置(お地蔵さまのあった場所)で、
西のてっぱつが吹く暗闇の中での演説は、忘れられない体験となりました。
遠く山に響き渡る声とかすかに住宅から見ている人影や演説が終わると懐中電灯をぐるぐると回してくれる有権者の方の合図。まさに特別な時間でした。
そして4日目には、神着地区で演説をしていると子供を連れたお母さんたちがいて、
「ぜひとも今言ったこと、実現させてください、そして、これも…あれも…」
期待が自分に跳ね返ってきました。
フェニックスの前では小学校低学年が校長先生に引率され目の前を通過し、
「あ!ロッククライミングの人だぁ~!」って声をかけてくれて、嬉しかったです。
また、成年後見制度について話をした時には、現場で介護の仕事をされている方からも、
「ぜひとも一緒に推進していきましょう!」とお声がけ頂きました。
ようやく後半に来て、その手ごたえから、なんとかギリギリ8位で当選できるかもしれない。
そう思ったのは金曜日の夜8時を過ぎて、事務所のみんなと話した時でした。
ラスト一日は、積み上げてきたものが崩されないよう、最後まで走りきる戦略を立てました。
長いようで短い選挙戦が、ようやく終わり、投票日には朝8時に両親と3人で投票に行きました。
投票所を出るとうっすらと大きな虹が一瞬だけかかりました。

やるだけやった。あとは結果を待つのみ。30年ぶりに受験生の気持ちを味わいました。笑
これからの4年間の活動が選んで頂いたみなさんをガッカリさせないよう、
公僕としてどこまでできるのか、新しいチャレンジです。
自分ひとりのチカラで何とかなるとは、これまでも、そしてこれからも思っていません。
多くの仲間と一緒に小さなことからコツコツと積み上げて実現したいと思っています。
判断の基軸は「これは本当に三宅島のためになるのか?」を常に心に問質して。
シュールなカフェのおじさんも続けていきますので、今後ともよろしくお願い致します。