令和3年三宅村第3回定例会(議会報告) | 珈琲と虹と鯨の棲む場所

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東京都三宅島をフィールドに直感を綴る

1、コロナ禍における感染対策と経済対策について
①全国的な感染拡大が続く中で東京諸島全体でも三宅村においても、複数の感染者が報告されています。小笠原村は緊急事態宣言として8月16日に「村内コロナウイルス一掃期間の設定」を通知して、2週間の物流は維持しつつ、人流を止める強いメッセージをしました。三宅村では「お控えいただきたい」とメッセージしているものの、実際には週末にかけて多くの観光客、大人数のグループ来島者が散見される。9月の後半には連休なども控えており、島内の出入りについて三宅村ではこれまでと変わらずという対応をしていくのですか?
もしくはワクチン接種を2回終えた方や陰性を証明するなど条件を提示するとか、三宅村の考えを伺う。
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行政回答
観光協会では、島内3泊以上滞在の場合、ワクチン接種終了やPCR検査陰性などを
確認することを条件とする内容を検討しているとのこと
また現在の三宅村島内のワクチン接種状況は↓こちら



②先日、エンデューロレースについて中止が発表されていますが、今後予定されている今年度の来島者予定のイベントについて、まったく中止のもの、島民や参加者を限定して行われているものなど、どのようになっているか?またその周知についてはどのように考えていますか?
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行政回答
東京都の感染拡大防止の緊急事態処置に沿って判断する。
期間を区切り現在は12月末までのものについて↓このように検討している。



③新型コロナウイルス感染症対策地方創生臨時交付金、約4700万円の予算については、全協でも説明があり、後で審議される補正予算に各項目が計上されていますが、昨年と今年のGWと夏を2シーズン長期間コロナ禍で壊滅的に影響を受けた観光業やサービス業への追加支援金、また個人に対する給付金など三宅村として準備する予定はあるか伺う。
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行政回答

昨年行った、
新型コロナウイルス対策事業(企画)5345.3万(令和2年3定)
●島民全員に2万円分の「三宅村特別商品券」配布
来島自粛要請影響事業者支援事業(3045.2万)について(令和2年2定)
●東京都の感染拡大防止協力金の対象とならなかった村内事業者に対して支給
予算額2,505万円 宿泊業40万円、その他の事業者15万円
〇三宅村商工会・三宅島観光協会支援
予算額540.2万(商工会329.2万、三宅島観光協会211万)
今年度の会員からの年会費を補助するものだけ2年連続補助

行政回答
結果として、今回の補正予算で4700万(上の画像)の殆どを充当してしまい
昨年のような直接村民に配布される経済対策、商品券を配布、村内事業者支給はない。
一方で宿泊促進事業として一泊4000円の補助を令和4年2月末までに実施予定(三宅島観光協会)


2、増える空き家対策について
①空き家等の実態把握・所有者の特定等について質問。国土交通省の「空き家対策について」の住宅統計調査による定義の中でその他の住宅(転勤・入院などのため長期にわたって不在の住宅や建替えなどのために取壊す予定になっているもの、売却の為に空き家になっているなど)整理分類は固定資産税などの課税に影響する。過去にも質問しているが村として把握して対策の優先順位はついているのか?
 事前に調査事項として「三宅村の空き家状況の詳細について」通知しましたが、回答内容は、「国土交通省のカテゴリーに準じる分類とは、住宅・土地統計調査による定義と同一のものと考えます。住宅・土地統計調査は、人口1万5千人未満の町村について結果の表章がされておらず、対象町村において、空き家の数を把握することができないため、村ではデータを所有しておりません。」と回答がありました。
 三宅村の空き家対策をさかのぼって調べていくと、そもそも第5次三宅村総合計画には「島外からの就労者をはじめとした定住者を確保するため、居住していない空き家の有効活用を図り、住居の提供を推進します。」として空き家バンク制度を確立し、空き家の有効活用を図ることで、島内外の定住者確保を促進します。とあります。
また、平成26年度Project team 3PLAY では空き家対策を議論し、村長からは足元にある少しへりくだった部分についてもっと話をして頂きたいとコメントがあり、御蔵島会館の利用や廃業の民宿などの有効活用が議論されているが、後々には会話がなくなり、島コン運営になり、3PLAYは解散となっている。
 平成27年3定には一般質問で空き家対策について質問していますが、行政側の回答として、平成27年5月に法が施行されたことは承知しているが、計画の策定あるいは所有者の調査、データ整理、管理の促進等については、まだ手を付けていない。と回答していますが、いまも何も手が付けられていない理由を伺いたい。
 国土交通省のホームページで「空き家等対策の推進に関する特別措置法関連情報」の中で 空家等対策計画策定済み市町村一覧(令和3年3月末時点)8月25日UP 法定協議会設置済み市町村一覧(同時期)ここに三宅村は掲載されていませんが、なぜですか?
②空き家対策の推進について(国が重点支援 令和元年33億円)予算支援も含めどのように予算を確保し具体的に計画し取組んでいくのか?第6次総合計画で取組むのかについてどのような考えですか?
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行政回答
課税については影響はないと担当課長から答弁がありました。
*再質問
空き家対策については現状把握をして計画的に行わないと解決しない案件で1つ1つ潰して丁寧にやるしかない。他島の状況や計画策定済みの内容を参考に手を付けて頂きたい。ここについてはどう対応していくのか、具体的な解決策を答弁で理解できないまま終了した。そもそも4年前に質問してから何も前に進んていない事にやるせない気持ちになった。急激な人口減少と共に空き家も増え、今後三宅島には孫も子供も帰ってこない状況は予測できる。きちんと手を打つべきだと思うし、課題解決できる団体があれば、ビジネスチャンスだと思います。

〇令和3年度 第4号補正 説明書について

・特別交付税 176.4万  財源充当先は、
新しい地域おこし協力隊の自然ガイド部門 落合さん就任
・民生費 説明欄の難病医療通院支援70万 
 コロナウイルス感染者・濃厚接触者の島外滞在費用

・漁業生産基盤施設維持管理事業 9.6万
いきいきおさかなセンターの一部修理の費用

*再質問
屋根の老朽化、いきいきお魚センターのガラスに三宅島の大きなポスターが貼られていますが日焼けで真っ白でした。新しいものに変えた方が良いという意見や若い漁師が増えてきて定置網も再開していることで、お魚センターの需要が増えてきている。人も集まる場所になっている。との声もありました。大規模改修など予定について
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行政回答
補助金申請などを模索しながら対応していくとのこと


・市町村総合交付金 △1055万 このタイミングの減額は何か?
 坪田分団詰所は材料高騰(ウッドショック)と入札不調により今年度見送り
・消防費 坪田分団詰所新設 △8866万 減額理由について
坪田分団詰所については材料高騰もあり今年度の事業が難しいと判断し減額
*再質問
坪田分団詰所新設についてですが、詰所の件を聞かれたので「今回の補正で減額になっていて今年度は見送る方向になる」と話をすると、これまでの経緯に納得していないと話されていました。「数年前に住民懇談会で都道沿いに詰所を作るべきだと発言したら、旧坪田小中学校のエリアに決まっている。と説明があり、もう決定していると強く言われた。でも急に都道沿いの土地が寄付されたと言って、そこに新設する話になった。そしてまた先送り。8000万もかけて豪華な詰所は要望していない。設計しなおして必要最低限のものを作るでも良いと思う。こういう事は早くやってほしい。」と言っていました。行政における、事業計画、執行はまったくいったりっきたりして、皆無に等しいと考える。
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行政回答
来年度に先送りするが、コロナ禍の影響でウッドショックが続くことも予想されるので再考するとのこと。


水道事業の施設整備費 移設整備費 552万
三宅島空港前の彦七裏から山にかけて砂防施設の設置にともない数件の水道管移設が必要