
ボーンカービングを始めたころ、いろいろなジュエリー画像を見ていて、
WISHBONE という形が気になっていました。
WISHBONE とは願いや夢が叶うと言う意味が込められています。
鳥一羽にひとつだけある胸の叉骨で七面鳥を食べる時に
それを見つけた人に幸運が訪れるという言い伝えで、
両方のはしを引っ張って長く折れたほうに幸運があるという遊びもあり、
ラッキーチャームとして古くから愛されているそうです。
今回の作品は WISHBONE とは少しデザインを変えて、
KARMA (カルマ) と言う名前にしました。カルマは仏教用語で「業」
良い行いをすると良い事で帰ってくる、
逆に悪いことをすると悪いことで返ってくるということですが、
GOOD KARMA と意味付けて彫りました。
かつてカリスマサーファーのジョエル・チューダーが大好きで、
彼が映像で乗っているようなボードをオーダーして好んで乗っていましたが、
彼のデザインしたボードにも 「GOOD KARMA」 というのがありました。
取り敢えず一作目なので、今後は紐の編み方など考えながら試行錯誤する予定です。
常に新しいデザインや新しい事を考えていますが、
ほとんどの事は先人たちがチャレンジしているので、
本当に新しい事を生み出す事はかなり厳しいのかもしれません。
でも、ものづくりの真の楽しみは、数%のオリジナルにこそ存在すると言うか
面白いもので、考えているとある瞬間に閃くのです。

今回はいろいろと考えてきたことや好きな事がまとまり、やっと形にできました。