ブログネタ:ケンカしたら謝る?謝られる?
参加中私は謝る 派!
本文はここから
大好きな人とケンカした。
感情的になってつい「だいっ嫌い!」と叫んでそれっきり。
本当は私が悪いの。
でも、どうしても口に出せない言葉。
『ごめんなさい』
素直になれない自分が嫌い。
『ごめんなさい』も言えない自分が嫌い。
『だいっ嫌い』なんて嘘を口にした…自分が嫌い。
あれからどのくらい経ったのかな?
顔が見たい。
声が聞きたい。
貴方に会いたい。
想いが募るばかり。
でも素直になれない自分。
「いらっしゃいませ。」
来客を知らせるベルが鳴り、ふと顔を上げて営業スマイルを浮かべた。
「…よぉ。」
「………」
あんなにも会いたかったハズなのに言葉が出ない。
「少しだけ時間…あるか?」
何も言えず戸惑う私を見かねて、先輩が「いっといで。」と背中を押した。
二人で黙りこくったまま外に出た。
「…あのよ。」
「…あのね。」
二人同時に声をかけ、二人同時に黙りこくった。
「…お前が先に言えよ。」
「…貴方こそ…どうぞ。」
本当は貴方の言葉を聞くのが怖い。
もう会えなくなるんじゃないかって…そんな事ばかり考えてしまう。
言わなきゃいけない言葉がどうしても口に出せない。
私が貴方に伝えたい言葉がどうしても声に出せない。
「いいから…お前から言え。」
貴方は不機嫌そうな顔をしてそっぽを向いた。
「…いになら…ないで…。」
私を見て。
「なんだ?」
お願いだからそんな顔しないで。
「嫌いに…ならないで。」
やっと出た言葉も、涙にのみ込まれて上手く伝えられない。
「私の事…嫌いにならないで…。お願いだから…私の事、嫌いにならないで。」
泣き顔を見られたくなくて下を向いた。
でも大きな手がそっと頬に触れて、私の顔を引き上げようとする。
抵抗するように手を払うけど、その手も大きな手に摑まれ身動きが取れなくなってしまった。
「おまえなぁ…。」
呆れたような声が耳元に響く。
「嫌いにならないでって…もっと他の言葉があるだろうが。」
「他の…言葉って…?」
本当は知ってる。
「あるだろ?たったひとこと。」
そのひとことがどうしても口に出来ない。
「まぁ…意地っ張りのお前には無理かもしれねぇな。」
でもね…ずっと言いたかったの。
「仕方がねぇ…ここは俺が折れるか。」
私から貴方に…ちゃんと言いたいの。
「いいか、よく聞けよ。」
あの時からずっと…貴方に言いたかったのに。
「ごめんなさい。」
顔も上げずに大きな声で言い放った。
「………」
「ごめん…な…さい。」
泣き声で上手く口が回らない。
「ごめんね…本当にごめん…。」
まるでごねている子供みたいだ。
「だから…私の事…嫌いにならないで。」
いつまで経っても大人になれない嫌な人間だ。
貴方に好きになってもらう資格なんてきっとない。
でも嫌われるのは嫌。
「…になるわけねぇだろ?」
「えっ?」
気がつけば私は逞しい腕の中にいた。
突然過ぎて、訳がわからなくて、身動きが取れない。
「お前の事嫌いになるわけ…なれるわけねぇだろうが。お前に会えなかった間も、ずっとお前の事ばっかり…いや、お前の事しか考えられなかった。どうしても我慢出来なくて…仕事中だってわかっていた…。だがな…会いたくて…どうしても会いたくて…我慢が出来なかった。」
貴方も同じなの?
「ごめんなさいなんて言葉…お前に言わせるつもりなんかなかった。」
貴方も私と同じ気持ちだったの?
「なんだ…俺が悪かった。すまない。」
だったら、私も伝えなくっちゃ。
ずっと伝えたかった。
貴方への言葉。
「…すき。」
言葉を口にすると涙が溢れてきた。
「だい…すき。」
ずっと伝えたかった。
「大好き」
離れていた時間を埋めるように、そっと広い背中に腕を回す。
「大好きなの…貴方が…。」
赤くなる顔を隠すように、その広い胸に顔を埋めた。
でも返ってきた言葉は予想外のものだった。
「ふん…お前の負けだな。」
その言葉の意味がわからなくて、驚いて顔を上げた。
貴方は勝ち誇ったような顔で笑いながら、私の頬をそっと両手で包む。
「そんな言葉よりもっと極上の…魔法の言葉をお前にやるよ。」
次の瞬間、貴方の唇が私の唇に押し当てられた。
驚きのあまりに何も言えず、口をパクパクとさせる私の耳元に貴方はそっと囁いた。
「愛してる。」
その瞬間、私達を優しく包み込むように一陣の風が吹いた。
風に乗って桜の花びらがはらはらと舞い上がった。
薄紅の美しい花びらがはらはらと舞い降りた。
「愛してる。お前だけを…ずっと。」
見上げた貴方の顔も、ほんのりと紅く染まっていた。
謝る場合は自分が悪いとわかっている時。
でも、どうしても『ごめんなさい』がなかなか言えない。
やっぱり嫌いなままでいたくない。
嫌いなままでいて欲しくない。
相手に「ごめんなさい」の気持ちがが伝わっているかはともかくとして、とりあえず先に謝る事が多いと思います。
私が悪いのに先に謝らない場合は
相手に『見切りをつけた
』
』場合がほとんどです(苦笑)
先方が謝ってきたらこちらも社交辞令として謝りますが、絶対に許しませんし許せません。
で、その後の応対は無表情の上、声も抑揚がない。
「はぁ。」「そう。」「ふん…。」「それで。」「はぁ~?」
相手は謝り損だな…こりゃ。

