ブログネタ:最近思わず「ウマいっ!!」と声が出てしまった食べ物は?
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「美味い」って叫ばなかったけど、美味しくて黙々と食べてしまったモノ。
母の煮物です。
一日目は肉じゃが。
二日目は蓮根と厚揚げの煮物と、いものこの煮物です。
いたってシンプル。
何のヒネリもありませんが、何年ぶりだろう…母の手料理を食べたのって。
もうずいぶんと年数が経ちましたが、母は脳梗塞か何かで倒れました。
幸い入院もせず、病院で数時間過ごして家に帰ってきました。
ただ左手はあまり力が入りません。
そして足腰も悪いため、長時間立っているのは辛い。
(たしか)その後糖尿病を患い、一ヶ月ほど入院しました。
まだなおねぇもいた頃ですが、食事の用意はこの時から父がしています。
元々料理するのが好きな父で、おまけに仕切りたがり屋(笑)
特に苦痛ではなかったのでしょう。
その父は母の風邪がうつり、動けるけど自分が美味しくご飯を食べられない+だるいから動きたくないで2~3日ほど夕食は簡単なモノになりました。
ご飯とお味噌汁と湯豆腐とか。
普通なら娘の私が代わりにご飯を作るのが当たり前でしょうが、私の仕事が終るのは19時頃…待っていたら父は空腹で背中とお腹がくっついてしまいます(笑)
じゃあ朝のうちに用意すればいいんですが、私は朝から張り切って何かをするとすぐにテンションが落ちて総崩れになり鬱モードに入ります。
お弁当のおかず作りも、必ず前日の晩に終らせてしまいます。
朝する事といったら『お弁当用のお茶を入れる』『お弁当食後の紅茶を入れる』『朝ごはんを食べる』『お弁当におかずを詰める』『洗濯物を干す』だけです。
これだけでも、自分の中ではギリギリの許容範囲です。
母は私を急かすとパニックって鬱モードに入る事をよく知っているので、あまり何も言わない。
自分から「洗濯係をするね」と言ったら、後は「自分のしたい事をしなさい」と言った感じです。
で、ご飯の話。
正直自分一人食べる分は何でも作れます。
ご飯も炊けるし(炊飯器で炊くのは苦手だけど)。
母に「適当でいいよ」って…要するにご飯しかなかったら、ご飯と漬け物だけでいいよって事を言いました。
私に作らせる事が母の中でひっかかるなら、私も作らず母も作らずあるモノ食べればいいや~って
。
で、仕事から帰ったら肉じゃががお鍋にあって、「あれ?父が作った?」と覗いていたら母が作ったと言いました。
「味見一回しかしなかったらか、味わからないけど…」と言った母の肉じゃがは少し甘かったけど、父の肉じゃがは砂糖だらけなんだと再認識させた味でした(笑)
翌日は私がお休みで、やっぱり「適当でいいよ」と言いましたが、母は腰を曲げながら一生懸命おかずを作リ始めます。
母の後ろ姿を見て「なんで私は母に何もしてあげられない…してあげないんだろう…」って不甲斐ない気持ちでいっぱいなのに、動けない自分。
ただ、母の背中を見た時、母は子である私に「ご飯を食べさせないと…。」って気持ちで動いてるんだって気がついた。
親にとって子供っていくつになっても子供で、「守らなきゃ」って思うんだろうなって…そう思いました。
二日目の蓮根と厚揚げの煮物・いものこの煮物は少し焦がしてしまいましたが、すごく美味しかった。
そして父の味付けが甘いんだって、また気がついた(苦笑)。
「蓮根の方はうどんについてた一味を入れてみたけど、味はどう?結構美味しいね。」って言いながら黙々と食べました。
蓮根は大好きでなので毎冬お弁当用にしょっちゅう買ってたけど、ここ数年は買ってないな
。
そうか…父の味付けが甘くて(私には)いまひとつだったから、『蓮根は美味しい』って事忘れかけてたんだな
。
。食べ物の美味しさを味わう事を久しぶりに思い出しました。
私がお弁当の煮物を作る時は、母に味見をしてもらっている。
でもそれは『母の味』じゃなくて『母監修の味』
それが母から受け継いだ『私の味』になっていくんだろうな
。
ちなみにこの記事を書いているのは1月29日(土)デス。
仕事から帰ったら久しぶりに父のご飯だった。
少しよくなって、おかず作ろうって気力が出たんだな
って思ったら…父がご飯当番をした理由は…
って思ったら…父がご飯当番をした理由は…『あんた(←母)が台所使ってたら邪魔や!』
…
……
要するに…
父の仕切り屋根性が風邪に打ち勝っただけでした
。
。そして懐かしい母の味は2日で打ち切りになりました
。
でも久しぶりに食べた父の味…コロッケですが、美味しくて黙々と5個食べました。
満足です
。
。