いまだ増え続けるソーシャルメディア
ツイッター、フェイスブック、ライン、リンクトイン・・・・これだけではなく、現在携帯アプリ上では無限にSNSタイプのアプリが増殖しています。中には、ビジネス上の出会いを創出する「yenta」、イベントを通じてつながる「meetup」など、バーチャルな場をリアルな場に結び付けようとするものがようやく実を結ぼうとしています。一方でサービスを終了しているものも数多くあり、ふえては消える、という印象です。その中で一つ注目したいのですが、リンクトインの世界ユーザーと日本ユーザーの差です。現在、世界では5億人のユーザーがいるようですが、日本ではわずか350万人程度。インスタグラムが全世界で6億人に対し、本では1,200万人を突破しているのとは対照的です。これは、他のSNSに共通するものですが、何かしら規範的な作用が生じたからであるという考え方があります(詳しくは「ハーバード流ソーシャルメディア・プラットフォーム戦略 ミコワイ・ヤン・ピスコロスキ (著), 平野敦士カール (翻訳))。つまり、海外ではリンクトインは、ヘッドハンターとつながり、自らをブランディング化して新しい職を求めるために主に利用しますが、日本でこのような目的でつながろうとすると、早速人事部の標的となってしまう、なので、利用は避けておこう、ということになってしまいます。SNSの目的は、人と人とのコミュニケーションのハードルを下げることにあるのに、上記のような規範的な作用が働くと、コミュニケーションの失敗が起こるようです。コミュニティの形成を目的としたSNSやソーシャルメディアの創設に際しては、対象となる母集団の中にコミュニティを形成しにくい何かしら規範的なものがないかどうかを見出し、それをどうやって取り除くのかという視点が重要になってくるのでしょう。その点、フェイスブックは、ゆるいつながりが逆に心地よいつながりとなって成功したといえそうです。 viaMichiro Tokuda Your own website, Ameba Ownd