沖縄普天間基地問題の関心
沖縄のアメリカ軍普天間基地の移設問題をめぐって、ことし5月までに結論を出したいとしている鳩山総理大臣の姿勢について尋ねたところ、「大いに評価する」が5%、「ある程度評価する」が30%、「あまり評価しない」が35%、「まったく評価しない」が22%でした。さらに、政府内で検討されている、普天間基地を沖縄県名護市のキャンプシュワブの陸上部分に移設する案について、その賛否を質問したところ、「賛成」が11%、「反対」が19%、「どちらともいえない」が62%でした。(NHK 世論調査に関するニュースより) 普天間基地問題をひとことでいうと、「都市部に近いために問題が大きい普天間基地を移設して、生活を改善させよう」というものですが、この基地問題をどれだけ国民全体が理解しているかは疑問です。 その表れとして、NHKの世論調査を挙げますが、キャンプシュワブの陸上に移設する案について、「どちらともいえない」が62%となっている点に注目したいと思います。これは「どちらともいえない」というよりは「そもそも問題がわからない」あるいは「興味がない」というのが本音でしょう。 いわゆる「キャンプシュワブ」がどのようなところにあるのかというのは実際に沖縄に行って、北東のほうにドライブしてみないとわかりません。このような所に行ってみると、沖縄の多くの部分は米軍基地だと気づくでしょうし、沖縄の経済も米軍基地なしでは成り立たないことに気づくでしょう。 マスコミは、沖縄の人たちの気持ちをあおることで、注目を浴びようとしますが、国民はもっと現実的なところに興味があります。ましてや、核の持ち込みに関する密約があったかなかったかということについては全く関心がないと言っていいでしょう。だから何なんだといったところです。 じっさい、グローバルビレッジの考え方を持っていればなおさら、そうでなくても、世界に核爆弾がわんさかあるなかで、その一つが日本の国境を越えたかどうかというのは大して問題ではありません。 話題がないから焦点を絞るというのはわかりますが、世論をもう少し考えてマスコミは報道すべきです。興味があるのは、明日、大丈夫なのか?!です。